kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

ダンナ「アラベスク」練習中&kokodamレッスン

こんばんは~♪

昨日、ステップで「ブルグミュラー25」を弾いてきました。
講評用紙は後日郵送していただくことにしたので、まだ手元にありません。
届いたら、報告記事を書きますね~


さて。

ダンナ、この間ひと仕事終えたので、「さ、じゃあ、ピアノをやるか。」な~んて言って。

今日、まずはじめに、食卓で楽譜とにらめっこして、そのあと、なんと、「アラベスク」のメロディを、声に出して歌ってた!
…わりと、音程とれてるじゃん。 この人、意外とソルフェージュ能力高い???
合唱部だったから?


その後、防音室にこもって、小一時間。
ブルグミュラー25の「アラベスク」と、少し「素直な心」も弾いていたみたい。
(おかげで私は、練習できず…。)


防音室から出てきたダンナに、「聴かせてよ。」と言ったら。
「エ~、すげぇ緊張する~!!」とか言って。

で、聞かせてもらったら。
なんとかかんとか、「アラベスク」、最後まで、つっかかりながらだけど弾いてました。

しかも、ビ~ックリしたのが、↓ここ!!
f:id:kokodam:20161204182221j:plain:w400

この「ソ♯ラシラソ♯」のところ、ダンナ、「54345」でとってたんですよ~!
それはどう考えてもムズカシイでしょう~!!


なので、私、ピアノの先生みたいに、写真の通り、指番号に○をつけてやりました。


弾いた後、ものすごく肩が痛くなったようです。
そりゃそうだよね~、ゴチゴチだもん。「脱力」ったってなかなか教えられないしねぇ~。


で、今も「ちょっと弾いてくる」と言って、ダンナ、また防音室にこもってます。
…私が練習できないじゃんよォ~!!!


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ブルグミュラー25の練習曲より 素直な心 やさしい花 天使の声~ステップ1週間前

こんばんは♪

ステップ1週間前となりましたので、動画アップします。

…音が少ないので、音と音の間隔とか、バランスとか、細かいところもすごく気になりますね。。
あと1週間ですが、この1週間はこの3曲を優先して、「アラ」を直していきたいと思います。

あ、あと、録音していると思うと、やはり弾いているとき「雑念」が浮かんできますね~。
「センタリング」と「フォーカスポイント」、思い出して、本番に備えていきマス。



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音大ピアノ科大学院生像

PTNAのメールニュースで、こんな記事が紹介されていました↓
www.piano.or.jp


これ読ませていただいて、私は「じ~ん」ときました。

「音楽を勉強し、音楽で生きていく。」という覚悟。
現実を見れば音楽界で生き残っていくのは大変な厳しさがある。本当に生計を立てていけるのかという不安や葛藤を抱えながら、しかしそれでも強い意志をもって音楽の道を選び、もくもくと日々努力を続けていく。
ほとんどの人が、アルバイトや通学に費やす時間以外は、最大限練習に充てようと努力した、時間の許す限り練習に時間を割いていた、と。「自分との闘いだ」と述べている方も。


私、なんで「じ~ん」ときたかと言えば、まさに私のお世話になっているピアノの先生が、そんな学生時代を過ごされた方だと思うからです。

先生。まさにそんなふうに、学部生時代、院生時代、ピアノを突き詰めていかれた方だと思う。
そしてコンクールでの上位入賞や、さまざまなオーディション合格などを手にされて、そしていろいろな場所での講師経験を経て、現在、ここで教えてくださっている。


そのような先生が、身近にいてくださって、私のような者もそのような先生に教わることができるというのが、本当に幸せだなァ~と、思うのです。


よくヨーロッパなど海外の国では、ピアノなどはごく一部の家庭にしかなく、本当に才能のある人しかやらない、と聞きます。
日本は、そうではない。
本当に多くの人が、ピアノを楽しむことができる。
勉強したい人は、努力して音楽大学に入ればそこで学ぶこともできる。

そして私のような人間でも、大人になっても、こうして身近なところで学ぶことがきる。「本気で学んできた」先生から、学ぶことができる。


「裾野が広い」ってこと。
これはすごく恵まれたことだと思うのです。

そしてすべての人がこうして充実した音楽教育を受けることができるというのは、社会の成熟そのものだと、思うのです。
私たちはそこから、精神的な成熟を、得ることができると思うんです。
これはとても贅沢で、幸せなことだと思います。

だから、そのように本気でピアノを学んで、先生をされている方、先生を目指されている方々に、感謝です。


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レッスン・2016.11.26

こんにちは~♪

今日はレッスンに行って、そのあと病院に行ったついでに、病院玄関ホールのピアノを弾いてきました。
ステップまであと1週間なので、少し「緊張」するシチュエーションで弾いておこうと思って。


病院のピアノ。アップライトです。久々に弾いたのですが、以前弾いた感触と全く違ってました。
「病院のピアノ」自体は以前と変わっていないのですが。「私」の感じ方が、変わったとのだと思う。
グランドとアップライトの違い? とにかく自宅や先生のお宅のピアノを弾くのとは、まったく感覚が違ってました。

なんでしょう?鍵盤がやたらに軽い、ってこともありますが、そのあとの返り?
いつもの感覚で打鍵すると、音が出なかったりする。ハンマーの、アクションの違い、ってことでしょうか。
あと、弦の響き方。力が伝わってない感じ?
ペダルの感触もまた違って。
だからやはり、そのピアノに慣れるのに、しばらく弾かないと分からないな~と思いました。


さて。
今日のレッスン記録を。

<バッハ・平均律第1巻第12番フーガ>
最後まで、指ははまってきた感じです。「紙鍵盤」で練習したら、はまった気がします。

次は、ペダルをつけて。響かせたいところ(テーマやタイの音、カデンツの部分など)、指でつなぎきれないところなどに。
「構成」をみていくこと。(上り→頂点→おさまる、といった)

もう一回、上記のようなことをみていきます。
その次は、14番に行きます。


ベートーヴェンピアノソナタ第30番Op.109 第1楽章>
・出だし 録音して、出すべき音、抑えるべき音、ひとつひとつチェックを。
vivace→adagioへの入り方。
・Adagio espressivoの歌い方。
・14小節目、頂点や3連符の一音目など、きらっとした音
・16小節一音目、きらっと、6度の響き
・21小節目飛ぶところ、入りあわてずに。やわらかい音ではじめる。
・47→48小節目の入り方。バランス、左手頑張りすぎない。
・52小節目のつなぎ方。
・61小節目のペダル、フレーズの捉え方。
・62小節目最後の音、dim→pの中のsf
・63小節目後半からの下りは、ペダルをつけないでおく。「ミレドシラソ・・・」をきらっと、左右きれいにそろえておく。
・69小節目~ファシーソシー…が3回。
・75小節目~休符、和音をぴったり
・91小節目はウナコルダを。
・92小節目~のcresc.の捉え方。1拍目を強く。

…いい曲です~♪ うっとり。


<ブルグミュラー 25の練習曲より>
*素直な心:特にないかな。
*やさしい花:「レシラソファソファミレシラソレ」やわらかい音で。鍵盤から指をすぐ上げず、「重い指」で。指によって上がりやすい上がりにくいがあるのでそこをチェック。やわらかくて温かい指のイメージ。
*天使の声:12小節目のp 16小節目は強く? 最後はソフトペダルを踏むか。ピアノや会場の響きをみて決めてみて。

ステップまであと1週間です。
場数を踏む、本番演奏に慣れる、のが目的。
具体的に目標を定めておくのがよいですよね。



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最近の初見練習。

本日2コ目の記事。

初見練習、楽しいので、毎日続けています。
…といっても、一日1ページとかせいぜい2ページくらいずつ、ですけれども。


昨年、少し初見演奏の練習をしましたが、その後途絶え、
今年夏くらいからまた、取り組んでいます。

はじめにこの本↓の解説付きの部分をやり、

その後、「ファースト・レッスン・イン・バッハ 1&2」を弾き尽くし、
そして「ソナチネアルバム2」を弾いていましたが、途中で飽きて、
それで現在は、ハイドンソナタを、ヘンレ版の1巻1番から、順番に弾いています。

あ、あと、先生からお借りした「ブルグミュラー 18の練習曲」も、初見練習用に、よかったです。

一応、まず、ざっと予見してから、音を出して弾く、という形で練習してます。


ハイドンソナタ。私、子どもの頃も含めて、あまり弾いたことがなかったんですよ。
今、弾いていて、とても楽しいデス。

ソナタ」と名がついていますが、今弾いている曲たちはおそらく初期の頃の作品なので、モーツァルトやベートーベンのような古典の典型的なソナタとは違っていて、バロックに近い。
実際に、第2楽章は「Menuet」と冠しているものが多く、バロックの舞曲みたいです。
曲風は、明るく軽やかな雰囲気のものが多く、私の好きな、スカルラッティの曲を思い起こさせます。


モーツァルトやベートーベンは、CDで耳が音だけ覚えてしまっているので初見練習に使えませんが、ハイドンは聴いてこなかったので、使えマス。

これから順番に弾いていくのに従って、バロック→古典、チェンバロ→ピアノへの、歴史の変遷が感じられるのかな!?と思うと、とても楽しみです。


初見演奏の力。
とにかく弾きまくっていけば、(あと、ポイント押さえて、適宜分析などもしていけば、)少しずつではありますがついてくるものはあるんじゃないかと思ってマス。

そしてとにかくコレ、楽しいので、続けていきます。


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