レッスン・2017.2.25
こんにちは~♪
春を感じますね。
暖かくなってきて、私も少しずつ元気が戻ってきつつあります。
昨日は久々レッスンに行ってきました。
まずは、前回のステップのご報告から。
いつも自分がやっていたことが、まるで出せないサイアクの演奏だったってこと。
またある程度は弾けていた部分も、録音を聞いたらまったく盛り上がりが欠けていて、「ダメだ。」と思ったこと。
…実はあの曲、コンペで弾こうかとも思っていたんですが、今回のステップでとてもじゃないけどコンペでなんか弾けないと思ってそのこと先生にお伝えしましたが、しかし先生は「そんなことはない。」と。「もっていき方です。」とのこと。
というわけで、選曲はまだ保留ということで…。
<バッハ・平均律第1巻第17番プレリュード>
・出だしのテーマ、裏拍の16分音符が目立たないように。
曲の最初のテーマ、モチーフなど「どう弾くか」をよく考えて提示すること。
一応終了。
<ショパン・舟歌Op.60>
来月のステップで弾きます。そして4月の発表会でも弾く予定。
・39小節目~右手和音つなげるところばらして弾いて、左手のリズムと合わせて弾いておく。
いずれも安心して弾ける形、「呼吸」も含めた体の使い方をつかんでくりかえし練習すること。
部分部分のかたまりに分けて、通して弾くときも頭の中でかたまりをひとつずつ終わらせていくような気持ちで演奏すること。
<ドビュッシー「小組曲」より「バレエ」(連弾)>
今年の発表会の連弾で先生と弾きます!
手がぶつかってしまうところ、手の位置をどうするか確認。
けっこう近接して弾く部分が多いですね、この曲。
こざっぱりとしていて魅力的な曲でとても楽しいです♪
原始仏教的音楽生活
ステップの前から体調悪かったんですが、ステップで落ち込んで、その後立ち直ったもののまた体調を崩し…。
身体を立て直さなくては。
同時に、「ピアノ」との向き合い方も考え直したいと思っていた、今日この頃。
なんかよく分からなくなってきた。
「自分の中に、自分の求める音楽を見出したい」と思って、やってたんです。
それは今も変わらないんですが。
しかしどうしたって、できることとできないことがある。どうしたって年はとっていくし。無理をしても、気力や体力も、厳しいほどに、限界を突き付けられる。
そんな中で、じゃあ、どうしていったらいいんだろう~?と…。
ひとつ今思っているのは、生活の営みのなかの、ピアノ、ということ。
毎日、歯を磨いたり、仕事をしたり、お掃除や料理をしたり、人と話をしたりするのと同じで。
そこにはその人の心の持ち方が、表れると思うのですが。
そういった習慣が、ひとを形づくる。
そして「人前でピアノを弾く」ということを、どうとらえるか、ということ。
なんかあれこれ考えると、苦しくなってしまうので…。
でも結局それも、毎日続く生活の営みの中で、人の目に触れるある一断面、に過ぎないんだろうな、と。
何も主張する必要はなく。アピールしようとする必要もない。
ただそこに、在れば、それでいいんじゃないかな。という結論。
ステップ反省。・・・やや落ち込みぎみ。
こんばんは♪
昨日は、またまたステップでした。
ベートーベンの30番の第1楽章を弾いたのですが。…大失敗。
まず一番マズかったのは、「譜を置く」と決めながら、暗譜で弾いていたこと。
暗譜がまだ曖昧だったのにもかかわらず、直前1週間くらいは練習で暗譜が抜けなかったから「大丈夫だろう~」と、しかも「譜を置くから」と甘い気持ちで、暗譜の「詰め」の作業を行わなかったこと。
それで直前になって、頭の中で暗譜の確認作業を一生懸命してしまい、「あれ?次の音、なんだっけ?」が次から次へと出てきて不安が高まり、頭の中がやや混乱状態になってしまった、ってこと。
それが緊張をさらに強めてしまい、しかも「ああ、やっぱり私、暗譜できてない…」と自信喪失を招き、気持ちが負けてしまっていた。。
「譜を置く」と決めたら、やはり見るところは見る、見ないところは見ない、とはっきり決めてやらなくちゃ、と反省しました。
なので、ふだんやっていたことがまるで出せない演奏になってしまった…。
しかも私、やっぱり音が鳴らないな~、と、録音聞いてつくづく思いました。
…今回の録音はマジ出せません。。
レッスン・2017.1.14
こんにちは♪
この温暖な町でも、雪が降り始めました。
あっと言う間に、景色が白くなってきました。
今日はレッスンでした!
まず、先日のステップのふりかえり。
その中で先生仰っていたのは、先生が学生の頃は「ステップ」などなかったので、とにかくコンクールやオーディションを受けることで本番・舞台演奏の機会をつくるしかなかったのだと。
しかもコンクールやオーディションとなると参加費も高い。それに、予選だと小さなスタジオのような会場がほとんどで、勝ち抜いて本選まで進まなければ、良いホールで弾けなかったのだとか。
ほ~う。そうなんですね。
今は本当、恵まれていますね。
ステップ、参加者どんどん増えてきている気がします。
締め切り予定日よりかなり前に定員に達してしまってますね。早め早めに申し込まないと…。
<バッハ・平均律第1巻第14番>
・プレリュード:8分音符のタッチがよくなったと、先生より。チェンバロを弾いて、具体的な楽器のイメージが持てたからなんじゃないかと先生が仰ってくださいました。
・フーガ:テーマを、深い音で。対する8分音符の連なりはあっさりと。
<ベートーヴェン・ピアノソナタ30番 Op.109>
・第1楽章:中間部の、強弱、山への持っていき方。
adagio espressivo和音がそろうように。テンポはゆっくりめに、美しく弾くことを重視。
63-65小節目左右粒がそろうように。
最後の和音はソフトペダル使用か。
・第2楽章:最後まで譜読みしました。後半はまだ「もたもた」ですけど。
この曲は、「刻み」をしっかりすることがまず大事。メトロノーム効果あり。
弾きにくいところはリズム練習で機械的な訓練を行ったうえで、右手のフレーズに合わせてどこで抜くかを練習しておく。
テンポはもう少し速く。
ステップふりかえり(2回分)
こんばんは♪
前回、12月参加のステップの記事も書けてませんでしたが、一昨日のステップも終わってしまいましたので2回分まとめて書きます。
前回は、「ブルグミュラー25の練習曲」から、「素直な心」「やさしい花」「天使の声」を弾きました。
高音部がけっこう鳴るピアノで、逆に中音~低音が鳴りにくいピアノでした。(ヤマハ)
弾き始め、バランスの違いでややびっくりしてしまった記憶があります。最後の方でやっとコントロールつけられました。
学んだことは…、
・やさしい曲でも本番弾き始めは指が硬くなる。どれだけ早い段階で肩を下し、深く呼吸して自分のペースをつかめるかがカギ。
・バランスは一回目、弾き始めからコントロールすることは難しい。ピアノを弾いている場所で聞くのとホール客席で聞こえる音は違う。けれどピアノを弾いている場所でもよく聞けば傾向はつかめる。よく聞いて補正・コントロールすれば改善の方向には向かう。
(理屈上は1回目、弾き始めから完璧にコントロールすることは困難。なのでできれば一回はそのピアノ、そのホールで弾いておく、ということは大事。)
評価はBravo1つにGreat2つでした。
今回は、「ソナチネアルバム1」からクレメンティのソナチネOp.36-2を弾きました。
今回のホール&ピアノは、とてもバランスがよかった。前の人たちの演奏も、とても気持ちよく聞けました。
天井が高いから?ピアノ自体もよかったと思う。スタインウェイでしたけれども、弾きやすかったです。
今回も緊張はしましたが、しかし前回ほど指が硬くはなりませんでした。
1楽章の提示部が終わった時点で「身体に力が入っている」「心拍数が速い」ことを自覚してコントロールを試みました。
1楽章が終わった段階でもまだ心拍数が速く、間をおいて呼吸してコントロールしました。
ミスはしましたけれども、しかし短期間で舞台演奏をくりかえしていることで、少し「慣れてきた」気がしました。
次につなげたい点としましては…、
・必ず「呼吸」するところを準備しておく。(特に弾き始めの方)
音楽的にも呼吸はだいじですが、心拍数を落ち着かせるうえでも大きく呼吸できる場所を決めておくのはだいじかと。
評価はBravo1つにGreat2つでした。
2楽章はリズムの甘さや和音のバランスが汚かったりと課題が多いです。
次は、1月末にベートーヴェン30番の1楽章を弾きます♪
舞台演奏が「日常化」していくのは、楽しいことかも。
↓今回のステップの録音です。写真は、新年につき、我が家の屋上からのおめでたい眺め。