kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

第10回浜松国際ピアノコンクール 1次予選

こんばんは♪

先日、中学の同窓会で浜松の実家に帰ったついでに、浜松国際ピアノコンクールの1次予選を聴きに行ってきました!

f:id:kokodam:20181111102901j:plain:w400

1次予選は、「演奏時間20分以内、練習曲1曲以上を含む自由曲」となっています。

このようなコンクールを聴きに行ったのははじめてだったんですが、当たり前かもしれませんけれどもとにかく皆さん、レベルが高く、しかもこの20分に「懸けて」きているので、各人の100%をぶつけてきて、それがもう、とにかく、スゴイ迫力で…。

ピアノをふだん聞かない方にとっても、ものすごくエキサイトする瞬間が味わえるんじゃないかしら。


そんな中でも聴いていると、「あ、ミスった」とか、「テンポがほんのちょっとだけ遅れた」とか、「色の変化がもっとほしいな~」とか、いろいろ思うわけですが。
それで自分なりに、「この人通った」とか、「この人はザンネン」とか、勝手に思うわけです。

で、今日、その1次予選の、結果発表がありました!!
開けてみると・・・。これが、ぜ~~~んぜん、自分の予想とは、一致してないんですね。笑

「絶対通る!」と確信していた方が、落ちていたり。
逆に「この人は100%落ちる」と勝手に思ってた方が、通っていたり。
あるいは「素敵だな」、と思った方が通らなくて、印象薄かった方の方が、通っていたり。

いやいや本当~、あそこまでいっちゃうと、もう何がなんなんだか、分からないですね~。
何が基準なんでしょうね~。

ああいったコンクールでピアニストとしての自分の将来が左右されてしまうという世界は、厳しいですね。
通った人、通らなかった人との間で、素人の耳では、明確な差があるとは思えない。
好きだったいくつかの演奏は、通らなかった方でした。
「また聴きたい」と思った演奏は、通らなかった方でした。

f:id:kokodam:20181111140613j:plain:w200


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

棟上げ式

こんばんは♪

昨日、クリニックの建物の、棟上げ式が行われました。
はじめて建物の中に入りましたが、思っていたより工事が進んでいて。

工事関係者の方々には、排水の件で建築確認申請がなかなか通らなかったり、9月10月雨続きでなかなか工事が進められなかったりと、いろいろ苦労をかけました。
しかし無事、棟上げを迎えられ、関係者の皆様には本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さん、いい方たちで、このご縁にも、感謝です。

↓待合室から吹き抜けを見上げたところ。(木材が置かれてますが。)
f:id:kokodam:20181027154821j:plain:w240

↓2階吹き抜けから待合室を見下ろしたところ。
f:id:kokodam:20181027160351j:plain:w240

↓2階のフロア。左手の板張りされたところが、おそらく透明のパネルか何かになって、ピアノが置かれた待合室を見下ろせるようになります。
f:id:kokodam:20181027155312j:plain:w300


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

クリニックに置くピアノを決めた。

おはようございます♪

先日、東京方面あちこち、試弾に行ってきました。
とある工房で弾いた、ベヒシュタインの12a。
現在のマイスターピースClassic118の先行モデルだった機種ですが、それが私はとても好きで、それに決めました。

ところが…。
いつも自宅のヤマハのグランドピアノを調律してくださっている、調律師さんが、それに「大反対」で…。

特にお願いしたわけではないのですが、私が弾きに行く前に、その調律師さん、私が試弾するピアノをひと通り弾きに行かれていて。
で、私が12aにしようと思うとお伝えしたところ、「エッ!?まさか、アレを選ぶとは思わなかったわ!!」と…。

そのピアノ、1954年製の古いものだったんです。中は修理されてます。
それでその調律師さん、「ハンマーやら弦やら全部取り替えられちゃってるし、塗装も塗り替えられて、あれじゃ古さが全然残ってないじゃない。音もなんだか~こもってるし」

それでも私はあのピアノが好きで、最終的にはこういうのは、好き好き、好みの問題、感性の問題ですよね、とお話したのですが、その調律師さんから「お許し」が出ず…。

「今決めなきゃいけないの?他の楽器店にもっといいのあったわよ。売約済みだったけど。新しいモデルが出るまで待てばいいじゃない。なんならベルリンまで私行ってみてもいいと思ってるわよ!」と…。

私の方にもいろいろ、個人的な事情もありますし、その日はそのまま、ピアノ選びにお付き合いくださったことに感謝だけ申し上げて、電話を切りました。

そして私は、私なりにいろいろと、古いピアノの修理に詳しい方からお話伺ったり、自分なりに自分の気持ちを確かめたりして、結局、最終的に、そのピアノに決めました。


そのピアノ、とにかく、弾いていて、いちばん、気持ちがよかったピアノです。
もっともっとこのピアノ弾いてみたい!と思えたピアノです。
多少「クセ」はあるのですが。でも、古い無垢材の、やわらかくてまろやかな、やさしい色合いの音が出ます。

この一件。
「なんだか、『シッポのちぎれたメダカ』の歌詞みたいですね。」と、うちの看護師さんに言われました。
子どもたちが歌うのかな。

https://www.uta-net.com/movie/33134/



f:id:kokodam:20181021104559j:plain:w300


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

初!ピアノ弾き合い会に参加~ベヒシュタインのグランドにうっとり。

こんばんは♪

今日は、お友達のNatalieさんにお誘いいただいて、ピアノ弾き合い会に参加してきました!

こういった会への参加は、私初めてで、すごく楽しかったです。
なんていうか…、昔、子どもの頃、よく友達の家や自分んちで、ピアノを弾き合いっこして遊んでた、あんな楽しい感覚がよみがえってきました。
なんかこんなふうな楽しさ、長年、味わってなかったな~。

なごやかな雰囲気で、初めての私も受け入れてくださって、有り難かったです。
みなさんそれぞれに、個性があって、それぞれのスゴさがあって、また知らない曲もたくさん聴けて、とても勉強にもなりました。

Natalieさんありがとうございました~♪


そしてその会場のピアノ、ベヒシュタインのグランドピアノだったんです。
ベヒシュタイン、グランドを弾くのは初めて。
これまたすご~くヨカッタです~!私、ベヒシュタイン大好き。


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

待合室が音楽ホールにもなるクリニックを建てよう。

こんばんは♪

あ~、なんだか気が付いたら何か月も更新滞ってました。

最近、忙しいです。
来年5月に、クリニックの開業を予定しています。
現在、建物の基礎工事が始まった段階で、これからスタッフ集めや、様々な医療機器の選定など、いよいよ本格的に準備が進んでいきます。

待合室には、ピアノを置こうと思っています。
そこは吹き抜けで、2階に「キャットウォーク」という、観客席みたいなのをつける予定。
そしてちょっとしたミニコンサートみたいなものも開ける空間にしたいと考えています。

↓これは初期のイメージ。
現在の計画では、1階に窓が付いたり、2階の柵もかわってますし、かなり変更されてますが。
f:id:kokodam:20180907200902j:plain:w300


…そんなわけで、とにかく、忙しいデス。


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村