kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

「アレクサンダー・テクニーク」のレッスンを受けてみることにした。

こんにちは♪

最近、また手が痛くなったり、腕が硬くなったりで、どうしたものかと思い悩んでいました。
「ボバース法」の理学療法士さんの施術と、自分自身の日々の工夫で、脊柱側弯もだいぶよくなったと思っていたのに。
しかし最近、ちょっと弾いただけで、こわばってしまう。痛くなってしまう。・・・「年のせいか!?」「もうこれからは、ラクな曲しか弾けないのか!?」などと、本当にいろいろと、思い悩んでしまいました。

「シュロス法」という、側弯症治療で有効と言われているアプローチがあり、それについて書かれた本も読んでみました。
考え方はシンプルで、矯正のための呼吸法や、肢位のとり方など、実際効果が感じられ参考になりました。

しかしながら、なかなか「ピアノ演奏」の動作と、結びつかない。
それで、「アレクサンダー・テクニーク」は、どうか?と、思ったわけです。

こんど、レッスンを受けてみることにしました。
グループレッスン。3回コース。


その先生の書かれた本の中で、「広背筋をゆるめる」というのがあり、たしかにそれを意識しただけで、手や腕の痛み・こわばりが、かなりよくなった気がしました。
側弯症も、機能性のものは、たしかに間違ったからだの使い方=「癖」の反復で増強されているものなのかもしれないと思います。
癖を手放して、ラクにシンプルに弾ける方法がみつかるといいなと、思っています。


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スタッフの甥っ子さんが、ピアノを弾きに来てくれた♪

おはようございます♪

昨日は、クリニックのスタッフさんの、甥っ子さんが、ベヒくんを弾きに来てくれました!
内覧会の後に弾きに来てくれた、例の娘さんの、従兄にあたる彼。
・・・実は二人とも、私とダンナの、同じ先生の門下なのです。

発表会で年1回だけど、毎年小学生の頃から演奏を聴かせていただいていた、二人。
一年一年、ピアノを通して成長していく姿を見られるのは、なかなか味わい深いものです。
もうすぐ、10年。

彼は今、高校2年生になりました。
発表会で弾いた、月光第3楽章やら、革命やら、「パイレーツ・オブ・カリビアン」やら。耳コピで弾いているらしい、米津玄師やら。はたまた「ネコふんじゃった」の、独自アレンジやら。

ひとしきり弾いて、帰って行きました。

「どうだった?このピアノ。」とたずねてみたら、
「弾きやすかった。」と、ボソッとひと言。笑 そういう年頃。

彼なりに人生いろいろあったと思いますが、ピアノが一つの、何かしらの表現手段、感情や内面や葛藤の投影、になっていたんじゃないかと思います。


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"音楽が私を救ってくれる”

こんばんは♪

開業も、楽しいことばかりじゃありません。
いろんなリスクや責任を背負ってますし。
夫はあまり何もしないので(←グチ。)、面倒な仕事はほとんど私がやってます。。

今日も診療は午前中だけでしたが、ひとり遅くまで残ってたまっていたいろんな仕事をしてました。
一区切りついた時には、もう外は暗くなっていました。
疲れてたけど・・・、待合室のベヒくんを見ると、やっぱり弾きたくなって・・・。
弾いてしまいました。

音、きれい。
癒やされる~。


ふと、”音楽が私を救ってくれる”、そんな言葉が頭に浮かびました。

自信のないことだらけだけど・・・、”音楽が私を救ってくれる”、そのことだけは、なぜか、確信に満ちて、揺るぎない確かなものだと認識しました。
またここから、新たな「音楽ライフ」が始まりそうです。


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休診日。誰もいない待合ホールでベヒシュタインを弾く至福。

こんばんは♪

今日は水曜日。クリニックの休診日です。
今日はまだ完了していない水道工事に並行して、待合ホールのベヒシュタイン12aの、調律がありました。
はじめての調律師さん。
おとなしくて控えめな感じの、男性の調律師さんでした。

私は2階の事務室で、書類仕事などしながら、調律の音を聴いていました。
・・・1時間半ほどで、とてもきれいな音に。
調律師さんのやわらかいタッチ、奏でられる和音の色も、なんとも言えない美しさ。
心ときめく音でした。

調律が終わって、すかさず自分も弾いてみたくて。
むかし弾いた、パルティータの1番や、ベートーヴェンや、別れの曲など弾きました。
タッチの違いで微妙に色が変わるので、うれしい。楽しい。
空間が広くて、音の広がりと響きが、とても気持ちいい。

休診日の、至福のひとときでした。


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ピアノが入って。クリニック内覧会。

こんばんは♪

昨日、今日と、クリニックの内覧会が開かれました。
たくさんの方々にお越しいただき、またたくさんのお花、胡蝶蘭、観葉植物などいただき、クリニックはまるで「植物園」のような状態に。

その前日に私たちのクリニックにやってきた、ベヒシュタイン12aくん。
ただでさえ慣れない環境、その中でたくさんの人の熱気に触れ、さらにはむせかえるような植物たちに囲まれて、彼にとってはかなり過酷な2日間だったのではないかと・・・。

しかし。
今日、内覧会の中でそのピアノくんを弾いてくれた女の子がいまして。
とても素敵に鳴り響いていました。いい音。やわらかに、朗らかに、歌い上げていました。
さらには内覧会の後に、スタッフの娘さんが、弾きにきてくれて。
1-2時間ずーっと、弾いててくれた。後片付けをしている我々の、耳に心地よい、BGMとなってくれました。

うん。なかなかいい音。
しかもこの空間。なかなかいい響き。
観葉植物が入ったことで、いい感じにまろやかになった気がします。

これからが楽しみ。

明日、診療スタートです!

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↑入った直後のベヒシュタイン12aくん。

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↑お祝いをいろいろいただいて。

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