kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

「深刻な音」が出せない。


こんばんは♪


最近、私、レッスンのとき先生に、「音量が出るようになった。」と言われるんです。
「はぁ、そうですか?」と思っていたんですが。
今日、スケ2を録音してみたら、冒頭5小節目からのff、割れるようなものすごい大音量で、びっくりしてしまった…。(サイレントの電子音を録音しているので、機械の問題もあるかと思いますが・・)

そういえばレッスンの時、「それ以上出さなくていい。」と言われてたのを思い出しました。



大きな音が出せるようになったのは、いいんですが。
しかし問題は、「深刻な音」とか、「重厚な音」とか、「激しい・荒々しい音」とか、そういうのが、出せないんです。


発表会で連弾したバッハ「トッカータとフーガニ短調」の出だしも、ほしい音が出せなくて、悩んだのですよね〜。
なんか、軽くなってしまって…。


今も、スケ2、激しいアルペジオからagitatoに入ったところ、何か「違う」って感じで。
なんだか私が弾くと、感傷的なのがやや強まっただけ、っていうか、女がただひがみっぽく泣いているだけ、っていう感じ・・・。
やだ〜、そんな音。


こういうのって、どうしたらいいんでしょうか。
つまりは自分の中に、そういう感情が、あんまりない、ってことなのかなぁ?
性格とか人格とか、人間性の問題??
役者みたいに、自分の中にそういう感情を作り出せればいいんでしょうけど・・・。



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