kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

腕のモーション+スタッカート練習


こんばんは。


先日のレッスン記事に書いた、「指」の練習をどうするか、っていう話なんですが。


理屈から言えば、脱力して弾ける身体のポジション(腕を含めた)がとれていれば、あとはどれだけ「指」が動いてくれるか、って問題だけ。


「指」の動き、っていうのはつまり、手の中にある、内在筋(虫様筋や骨間筋etc.)の働き、ってことなんですけど。
それらがちゃんと働いて指の細かい動きができるかどうか。


これ、練習するのには、私、ずっと前から先生に言われていたんですけど、「スタッカート」。
私の先生は、「付け根の関節で弾くこと。付け根の関節をしっかり働かせるには、スタッカート。」とくりかえしおっしゃっていたんですよね。でも私、ちゃんと受け止めてなかった。

「付け根の関節で弾く」=虫様筋、骨間筋で弾く、ってこと。だと思います。
だから、スタッカート。


青柳いづみこさんも、「ピアニストは指先で考える」の中で、同じようなことを書かれていて。
「スピードの速いタッチを習得させるためには、指先のすばやいスタッカートが役に立つ。・・・私がおすすめするのは、ダブルやトリプルのスタッカートである。手首の助けを借りずに、根元の関節から鋭いスタッカートを打ちおろす。」


また、青柳さん、「先に腕の動きをおぼえるといい。」ということも書かれてまして。
「まず腕の運動を知るために、無音ですべてのパッセージを弾く。跳躍する距離やスピードを腕におぼえこませたところで、少しずつ音を入れる。最初はごく弱く。だんだん重さをかけて。・・・」


もちろん他にも、いろんなとらえ方で練習する必要があると思いますが。
でもとりあえず、「腕〜身体」+「指」の動き。この理屈に基づいて、練習してみようと思いマス。



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