kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

ピアノと肩関節

おはようございます。


左肩、今朝は、昨日よりだいぶいいです。
湿布&テーピング継続、負荷のかかる動きは避けること、夜は肩の下にタオルを重ねたものを敷いて、痛みは大分軽減してきました。


ピアノも、結局全然弾けないわけではなくて、「弾ける動き」と「痛みが生じる動き」があることが分かりました。あれこれ観察してみると、おもしろいです。


「痛みが生じる動き」は、やはり肩関節の回旋腱板(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)に負荷がかかる動きのよう。やっぱりここに炎症があるんだと思うんです。
で、単に腕を上げる動作は、そんなに痛くなくて(三角筋が働いてる)、その状態で「打鍵する」と、痛いみたいなんです。


ただ、「大きな音」を出そうとせずに、手・腕をよく脱力した状態で弾く分には、痛くない。
大きな音を出そうとして、腕などどこかにすごく力が入った状態だと、打鍵の瞬間に腱板の局所に強い力がかかるみたい。
十分脱力できた状態だと、力は分散されて、体幹の大きな筋肉で支えられるので、無理がない。


もちろんこのへんは、「出したい音」によって力の使い方は変わってくるのでしょうけれど。


回旋腱板に関しては、以前から自分は筋力が弱いことを自覚していて、一時期筋トレをしていましたが、最近は「三角筋」に意識がいっていて腱板筋の筋トレはしていませんでした。
あらためて触ってみると、やはり特に左は、棘上筋・棘下筋など、本当にうすっぺらくて、ナサケナイ…。ここの筋トレも、毎日の「ヨガ・筋トレ」メニューに加えなくちゃと思いました。
(今はまだ炎症があるのでできませんが、炎症がおさまってきたら少しずつ。)


あと、今回気が付いたんですが、肩甲骨の烏口突起と肩峰をつなぐ「烏口肩峰靭帯」(インピンジメントに関わるところ)や、烏口突起と鎖骨をつなぐ「烏口鎖骨靭帯」が、委縮・硬化しているとよくないんじゃないか、と。
ほかにも肩関節や肩甲骨と体幹をつないでいる筋肉・腱が、硬く凝り固まってしまっていると、よくない。
肩関節って、非常に複雑な装置ですが、前後左右に上腕が自由に動けること、安定して柔軟にその動きがとれるようにここをメンテナンスしておくことは、ピアノを弾くうえですごく重要なんじゃないかと思いました。


・・・とりとめもなく書いてしまいましたが、今回気が付いたことです。
「痛み」は、いろんなことを、教えてくれます。



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