kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

ピアノを歌わせるペダリングの技法〜「いつ踏むか」ではなく「どう踏むか」

・・・という本を読んでいます。
勉強になります。でも、半分も理解できてないかも。


「田園」第1楽章、難しいところがたっくさんあります。
楽譜だけながめていると、パッと見、そんなにムズカシそうには見えませんけど…。
あるいは音源聴いていると、それほどムズカシそうには聴こえない曲なんですけど…。


楽譜はヘンレ版を使っているのですが、全音の「ハロルド・クラクストン編/トーヴィ注解」の楽譜を買いました。先生が持っていらしたので。


その中で…
「そこではベートーヴェンは突然のピアノと完全なレガートを要求している。彼は、手が大きくて特殊な形をしている人でなければ、メロディーの4分音符をつないでいくことができないようにし、その上、現代のいちばん良い楽器でいちばん速いペダリングによっても、これを補う時間がほとんどないようにしている。」
しかしこれは、「音のバランスが正しくとれていて、適当な陰影づけが行われていれば、小さな隙間のためにレガートがだめになることはないが…」とのことですが。


これは91、94-95小節目のことを言っているようですが、同じようなことがその他の部分にも当てはまるように思いまして…。


特に「出だし」とか。複数の旋律をきれいにつないで弾いていくのって、私の手にとっては、とても難しい。
左手が取るのタイヘンだったので、一部右手で取ってみたりしていましたが、やっぱりそれだと、いくらペダルで頑張ろうとしてもきれいにはつながらないので…、やめました。


まだまだあれこれ、よく分かってないところがたくさんあります。
試行錯誤デス。



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