kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

7月12日・平均律第1巻第11番プレリュード&フーガ

こんにちは~

カンカン照りの暑い一日でしたね。
今日はレッスンに行ってきました。

まずは、先日の「国際アマチュアピアノコンクール」見学のご報告をしました。
プログラムをお見せしましたら、過去に1位受賞された方のお写真が載っていて、「あ、この方、一緒の演奏会に出たことありますよ。」と先生。
楽屋でその方といっしょになったときに、私の先生が当時師事していたハンガリー人の先生のことについて、いろいろ質問されたそうです。音大卒ではないけれどもいろいろなところでピアノ教えたりされている方のようで、なんというか、ピアノに対してものすごく積極的、という、強烈な印象を持たれたそう。

「アマチュアの方たちは、本当に個性的で、おもしろいですよ~」と。
そういうコンクールなどに出ていくと、いろんな知り合いや仲間ができて、いいですよと仰っていました。


さて。
<バッハ・平均律第1巻第11番ヘ長調
・プレリュード
「トリルは軽くなりましたよ」。16分音符の刻みが乱れてしまうところがあるので気を付けるように、と。
終了です。

・フーガ
36小節目のテーマ「ラシラソラ」はこの曲で一番音が高いところ。もっとしっかり出すように。
終了。

次、6番ニ短調いきます。


ベートーヴェンピアノソナタ「田園」第4楽章>
暗譜を試みたのですが、まだぜんぜん、覚えきれてなくていっぱい間違えました。
・168小節目~がいまいちどうしたいのか掴めない。左手「ソ」、次の右手、その次の左手の、音量のバランス、右手は上の音が「キラッ」と光るように弾いてみて。

いっぱい間違えたのですが、とりあえず「こう弾きたい」というものは見える、ということで、あとは本番「この日」に合わせて弾きこんでいくというプロセスでいいのではないか、と、一旦区切りとなりました。
10月くらいにステップで全楽章弾きたいと思っているので、それまで自分の中で弾きこみ温めて、また本番前にみていただこうと思います。


で、今日はめずらしく時間が余って、先生、「次、何を弾きたいですか?」と。
私「モンポウ弾いてもいいですか?」「あと、シューマンの『アラベスク』弾きたいと思ってます。」
先生「ああ、大好きです。。」(←私、先生はシューマンが好きなんだと、けっこう前からずっと思ってる。笑)
私「あと、日本の歌とか、いろいろ弾いてみたいものはあります。」

先生、お手持ちの「日本の歌」の楽譜を、貸してくださいました。

そして「じゃあ、モンポウ、少し弾いてみましょう。」と先生。
ゲッ、最近、全然弾いてなかったんだけど・・・と焦りましたがみていただきました。

モンポウ「ひそやかな音楽」>
1番:この曲は、音が少ないので、ひとつひとつの音の響き、音量のバランスが、すごく大事。特に多声的になるところ。手首や腕の余計な動きを使わずに、指だけで、重みののせ方をコントロールして弾く。そうすると余計なものの混ざらない、素直な音になる。
2番:3拍子にのるように。強弱をしっかりつける。ピアノが完成した後の時代に作られた曲、現代曲は、楽譜に書いてある通りに、楽譜の指示通りに弾くことで、作曲者の意図に近づける。


・・・ということで長くなってしまいましたが、平均律1巻11番の区切りとして動画アップです↓

・プレリュード:もっと軽くすればよかった。そして結局トリルが下手で、スミマセン…。
・フーガ:いつも思うけど、私、フーガの「出だし」がとても下手。最初のテーマ、テーマだけの音のところ。しかも録音を分けてしまったのでテンポもプレリュードと一貫性・整合性がない感じになってしまった。そして一か所、完全につまづいてしまってます…。


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