kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

「反社会的な組織」というものを、「反社会的な人間」と同一に考えることは危険かもしれませんが。
しかし反社会的な性向を持つ人間の集まり、と考えるならば。


極端な悪。悪のかたまり。
絶対的善と悪とを対立する構造ととらえると、最終的には、人は殺し合うしかなくなるのではないでしょうか。
この閉鎖系である、地球においては。
悪を排除することが、できないから。


しかし悪は、決して無くなることはありません。
私の中にもある。皆の中にある。
「100%=善」、「100%=悪」というものは、存在しない。ただそのバランスの上に、成り立っている。

「悪の由来」を考えるならば。それは私の中にも、私たちの中にも、ある。
ただそのつながりにおいて、そこに集中する結果となった、その人たち、ということ。
そしてその、犠牲になられた方。


もうここまで事が進んでしまってからでは、何をどうすることもできないのかもしれませんが。
ただ、二項対立でなく、日本的な母性、絶対的な悪となる前に悪を包み込んでしまう力が、足りないのだなと、思う。


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