弦楽器の発表会に行ってきた話
こんばんは~
台風真っただ中ですね。家にこもってます。
先週、ピアノの先生の関係で、ヴァイオリンの先生門下の発表会に行ってきました。
ソロではなく、2台ヴァイオリンや、弦楽四重奏、弦楽器とフルートの合奏などアンサンブル主体の演奏会でした。
…私、弦楽器の教室の発表会って、考えてみれば聴きに行ったの初めてでした。
みなさんは、経験ありますか???
これがまた、初めての私にはすごく刺激が強くて…。
要するに、弦楽器、まず音程をとるところからして、ムズカシイ。
ソロならまだしも、それを2人とか、4人とかで合わせるとなると、非常にムズカシイィィィ。
学生の頃に学校のオーケストラ部の演奏会などは、よく聴きに行きましたけど、「オケ」だと、たくさんの音の「平均値」が聞こえてくるので、たぶんまだ聴ける。
しかしこの、二重奏とか、四重奏とかが、たぶん、すごく難しいのだと思うんです。
なんていいますか、聴いていてもう、ハラハラ、ドキドキ。
曲が終わったときには、「はぁ、終わった~、ヨカッタ~ふぅ。」という感じ、なのデス。
しかしですね、それでも皆さん、たぶん、すごく弾ける方たちなんです。
真面目に熱心に、長年取り組まれてきた人たち。
そこへきて辿り着く、音として聴こえてくる音楽が、それだということなんです。
本当に刺激的でした。
4つの声部を合わせるということの、なんという、崇高なことなのでしょう。
たぶん、それって、ピアノを弾いていると、分からなくなってしまっていること。
自分一人さえいれば、4つの声部が、「ササッ」と合わせられてしまう。
でもその作業って、本当は、ものすごくものすごく、叶え難く、尊いことなんだよ、と。
そんなことを気づかせてくれた。とても刺激的な、演奏会だったのでした。
ピアノ以外の音楽、いろんな方が演奏する音楽を、聴くこということも、とてもいいですね。