kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

92歳のピアニスト パウル・バドゥラ=スコダの訃報

こんばんは。

92歳のスコダが、10月に高崎と、銀座のヤマハホールで公演を行うというのを、チラシで見まして。
聴きに行きたいな、と思ってはいたのですが、都合が合わず、断念していたのでした。

今日、たまたまYouTubeを見たら、そのスコダの最近のリサイタル動画があって。
92歳。頭がペンギンみたい(←失敬・・・)で、可愛いい~おじいちゃん。(←重ね重ね失敬・・・)
最初は指回すのも大変だろうな、と思いながら見ていたのですが。しかししかし。さすが巨匠。聴くうちにどんどん引き込まれていって。

これはブログに載せよう!と思って、例の日本公演のHPを開けてみたら・・・、なんと、「公演中止」のお知らせ。
そして、9月25日にご逝去された、との記事。なんと・・・。

mcsya.org


↓こちらがその、スコダの最後のリサイタル動画。ことし6月1日だったようです。
www.youtube.com



シューベルトD899-3は、聴いてて泣きました。92歳、この曲の世界に、親しみと現実感を持っているように聞こえた。
92歳が弾く「子供の情景」も、たまらないですよ。キュンとしちゃいます。。


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