大変遅ればせながら・・・、今年の目標。
こんばんは♪
年末から年始にかけ、非常にバタバタしておりました。
一旦体調も崩しかけましたが、なんとか持ちこたえ、昨日B先生の発表会を終え、今日に至りました。。。
と、いうわけで、やっと新年の「目標」を心に掲げられる状態になりました。
仕事、家庭・プライベート、その他、それぞれにありますが。
とりあえず「ピアノ」では、今年は「経験を広げる、接点を広げる」。
ソロは、本番経験、人前で弾く経験をたくさんして場数を踏みたいです。
チェロの方と合わせることでも世界を広げたい。
その他、アマチュアのピアノ弾きの方や、音楽を愛する人たちとのつながりを広げていきたい。
からだの使い方が少しずつ分かってきたことで、そんな目標を心に持てるようになりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
チェロと二重奏することになった!
こんばんは♪
12月21日に開かれる、クリニックのクリスマスコンサート。
準備が着々と進んでおります。
その中で、ご縁あって、アマチュアのチェロ奏者の方と、二重奏することになりました。
その方は、市内の調剤薬局で働く、薬剤師さんです。
以前から仕事でお互い知っていたものの、お互い音楽をやるとはまったく知らず。
しかし、その方のお父様を、私が訪問診療で診させていただくことになりまして。
クリニックにいらっしゃった時に、ピアノが置いてあるのをご覧になって、音楽の話になり・・・。
そしてこのたび、そのような運びになりました。
今日、初めてその方と、合わせました。
グノーのアヴェ・マリアと、G線上のアリア。
その方、、、上手でした~!!
お父様がいつも、「プロなみ」と仰っていたけれど。たしかに。
彼は、大学生のころから、チェロを始められたとのこと。
レッスンを受けたことがない(!?)と仰られていたけれど、プロの奏者の方と合わせたりされているようで、かなり勉強されてるんだと思いマス。
クリニックの広い空間で、調律したてのピアノで、チェロとデュオ。
気持ちよかった~♪
貴重なご縁に、感謝。
勉強させていただきます。
どん底から、少し、這い上がってきた。
こんばんは。
以前、書きましたが、一時、両手の中指が痛く、整形のドクターにみてもらったら「バネ指になりかけてます。」と言われ・・・。
消炎鎮痛剤の外用薬を使ったりしてましたが、なかなか良くならず、朝起きて指を曲げようとするとかなり痛く、こわばり、ひっかかり、正直「どうしたものか・・・」と悩んでおりました。
当然、弾くと痛くなり、特に今取り組んでいるシューマンのピアノソナタ2番などは、高速で指を動かし続ける曲のため、負担が大きくて。
こまかく分けての部分練習がやっとで、練習時間のおおかたは「イメージトレーニング」に徹し、実際鍵盤に触れて弾くのは1-2回にとどめる、という練習しかできていませんでした。
「通して弾く」など、到底無理。のような気がして・・・。
なんでこの曲選んでしまったのだろう?
どうやったってこの手でこの曲は無理じゃないか?
この曲は断念せざるを得ない、こんどのB先生のレッスンの時に、発表会は「出られません」と言おう、
これからは、手に負担の少ない曲しか弾けないだろう、そういう曲だけを選んで弾こう、
などと、「あきらめる」決意までして、一時はかなり辛い精神状態の中にいました。
しかし。
その後、少しずつ、よくなってきたのです。
ひとつは、中指がひっかからない、首~肩~指先にかけての、腕の「軸」のようなものが分かってきて、その方向に身体が修正されてきたこと。
もうひとつは、身体の使い方を教えてくださる先生に、レッスンしていただいたこと。問題点の指摘が「ズバリ」的を射ていて、先生に教えていただいた通りに意識を変えると、不思議と手の痛みが和らいで・・・。
それで、やっと、ついに、シューマンのソナタ2番の第1楽章が、通して弾けるようになったのです。
そして、痛みと苦しみを通り抜けて、技術的にいろんなことが、以前よりとてもラクにできるようになってきました。
今日は、B先生のレッスンがあって、シューマンをみていただきました。
レッスンの最後に、「まだまだ、良くなりそうですね。」とのお言葉・・・(!) すごく嬉しかった。
まだまだ、いろんな曲、弾けるぞ・・・!という気がしてきました。
92歳のピアニスト パウル・バドゥラ=スコダの訃報
こんばんは。
92歳のスコダが、10月に高崎と、銀座のヤマハホールで公演を行うというのを、チラシで見まして。
聴きに行きたいな、と思ってはいたのですが、都合が合わず、断念していたのでした。
今日、たまたまYouTubeを見たら、そのスコダの最近のリサイタル動画があって。
92歳。頭がペンギンみたい(←失敬・・・)で、可愛いい~おじいちゃん。(←重ね重ね失敬・・・)
最初は指回すのも大変だろうな、と思いながら見ていたのですが。しかししかし。さすが巨匠。聴くうちにどんどん引き込まれていって。
これはブログに載せよう!と思って、例の日本公演のHPを開けてみたら・・・、なんと、「公演中止」のお知らせ。
そして、9月25日にご逝去された、との記事。なんと・・・。
↓こちらがその、スコダの最後のリサイタル動画。ことし6月1日だったようです。
www.youtube.com
シューベルトD899-3は、聴いてて泣きました。92歳、この曲の世界に、親しみと現実感を持っているように聞こえた。
92歳が弾く「子供の情景」も、たまらないですよ。キュンとしちゃいます。。