kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

ドミナントのこと、少し分かった。


こんばんは♪


前回あれこれ書いたドミナントのこと、私、今朝やっと、少し分かりました。


なぜ「ドミナント」が「ドミナント」なのか、ってこと。
「ド」に対して「ソ」はなぜ緊張感があって不安定で、「ド」に戻りたがるのか。


物理で習った「波の式」とにらめっこしたりしてたけど、たぶんいくらそんなことしても、分からないんですよね。
「波の性質」じゃない。「物理」じゃない。

そうではなくて、人間の脳の、音の認知と、それに伴う心理的な反応。



「ド」と「ソ」の振動数比は2:3。
そうすると、他のどの音の組み合わせよりも共通の倍音を多く含む。
公倍数の数が最も多いから。


共通の倍音を最も多く含む「ソ」を聞いたとき。
人間の脳は、「ド」をより強く想起するってことだと思うんですよね。
「ファ」よりも「ミ」よりも、最も強烈に「ド」のことを思い出す。


想起すると、そこに帰りたい・もどりたい、って欲求が起こるんだな〜、多分。
思い出すと、なつかしくなって、帰りたくなっちゃうの。
その欲求をもっとも強く感じさせるのが、5度。
欲求充足しないと、緊張・不安定感を、感じるわけですよね。


理解が遅くて、スミマセン。
あ、でもこの、認知と心理学的な過程も、私の勝手な「推測」に過ぎないわけですね・・・。



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