kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

発表会直前だというのに、フォームを変えたくなる。


こんばんは♪


私、最近、「アルペジオの左手の下りが、弾けてない」ということが気になってまして。
まあ、要は、「まむし指」が治ってない、ってことなんですけど。

で、こまかく動きを見ていたら、以前から思っていた、三角筋の前部の内側の筋肉をちゃんと使っていないことが一つ原因だというのは分かって。
さらにあれこれ試行錯誤していたら、三角筋前部の内側の筋肉による上腕の拳上&内旋と、前腕の回内と、あと、大胸筋。大胸筋で上腕を胸の方に引き寄せる力。それを働かせてないことに、気付いたんです。この3つが働くと、力が上肢の「軸」に集まって、手指に力がしっかり集まる。


「だったら、発表会が終わってから直したら?」と言われると思うのですが、でも今、治したくなっちゃって・・。
ていうのは、この力をちゃんと働かせると、左に傾いていた上体(←アップライトのかべに映るので、気になっていた)が右に寄って、さらに右に少し回旋することが分かったんです。


シューベルトのOp.90-3を弾くときに、上体を右に回旋すると右手5指が鳴りやすくなることには気付いていたんですが、なんかバランスが悪い、安定しない、という感覚があって・・。重心は左の坐骨に乗ってしまっていて上体だけ不自然に回旋させている。でも、この左上肢の力の働かせ方をすると、重心は左右の坐骨にきちんと分散されて、上体の真ん中に力が集まる。右への回旋ばかり意識しなくても、自然と右手5指も鳴る。そして左手5指のバスも、しっかり響く。


あ〜、でも、キケンかなぁ〜。
あと当日含めて、4日だもの。ぶっ。バカだよね〜。



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