グリモーのコンサートに行ってきました!
こんばんは♪
今日は、仕事を早退して、東京までコンサートに行ってきました。
エレーヌ・グリモーとバーミンガム市交響楽団の共演。指揮はアンドリス・ネルソンス。
ブラームスのピアノ協奏曲第1番と、交響曲第4番。
よかったです〜。感動しました。
グリモーの演奏、「野生だなぁ〜」「オオカミの息づかいみたいだなぁ〜」と思いながら聴いていたら、演奏終了後、となりに座っていたお友達が第一声、「『野生』よね〜っ」と。笑
そうそう、「野生」な感じ。
繊細さとか、微妙なニュアンスの美しさとか、音色の多彩さとか、そういうのはもっと他に上手い人がたくさんいると思うんだけど。
彼女のは、どちらかというと「荒削り」な感じ。
でも、人を惹き付ける凄さがある。
息づかい。彼女の内から巻き起こる、「気」の流れ、みたいなもの。
ブラームス、彼女は「自分のために書かれている、という感覚」と言っていたけれど、まさにそんなふうだと思った。
ブラームスを弾くために生まれてきた。ブラームスを弾くために生きている。
弾いてくれている、と感じました。
「新進気鋭」のアンドリス・ネルソンスも、オケも、よかったです。
オケは、だんだんと鳴ってきた感じ。
コンチェルトもよかったけど、交響曲第4番も、よかった。
ブラームスの感情、唸るような、捻じれるような、絞られるような。
0.5寸浮いたところで心が揺れるような感じも。あるいは泣き叫ぶような声も。
生で聴いてはじめて、「分かった」と思うようなところも、ありました。
そして。
約1年ぶりに再会したお友達と、同じ空間で、この素敵な体験と感動を共有できて。
とっても幸せな時間でした。
本当はもっとおしゃべりしたかった(!!)けど、帰らなければならず、残念でした〜。
また行きましょうね。
これからも、今日のような素敵な音楽との出会いが、ありますように…♪