ショパンの次に・・・
ベートーヴェンの「田園」の次は、ショパンのノクターンOp.55-2を弾こう、ってことは前々から決めていて、その次はベートーヴェンのOp.101か…?なんてことは以前書きましたけれども。
しかしちょっとその前に、何か他のものを弾きたいな~、という気がして。
近・現代って、私、あまり弾いたことがないんです。
そろそろ少し弾いておきたいな、と。
しかし何を弾こうか、と。
フォーレは好きで弾きましたけど、ムズカシ~ってことが分かりましたし。
ドビュッシーやラヴェルも、「素敵だな」とは思うけど、すごく「弾きたい!!」って気持ちが起こるわけではなく…。
ラフマニノフの前奏曲でいくつか弾きたいのがあったけど、それも今は、すごくそそられる、というわけではなく…。
・・・で、やっぱり、「弾きたいな~」と思うのは、「モンポウ」なんですね。
モンポウの楽譜、ひとつだけ持っているのがあって昨日少し弾いてみましたけど、やっぱりいいです。
心にすっと沁み込んでくる感じ。
モンポウの内に響いている音楽。
内側にそっと響いてくる音楽。
音数が少なくて、文学で言うなら「行間を読む」みたいなところが難しそうだけど。
一方で、「MOMPOU plays MOMPOU」の、100%MOMPOUの音が存在している中で、じゃあ、私たちは何を弾くんだろう?ていうところもあるんだけれど…。
でも弾くと、音のやさしさに包まれる感じがする。
弾いていって、自分の感じ方、自分の身体を通していったときに、どうなるのか。体感してみたい気がする。
・・・あ、まぁ、どっちにしろ、大したものは出てきませんけど。
スペインって、私、好きなんですよ。
バルセロナ。カタルーニャ地方。特に好きな土地。
太陽の光あふれる、緑と大地、青い空と海。オレンジ。
なんとなく、私の住んでいるこの町と、気候風土がかぶる気がします。