モンポウと、カタルーニャと、…ガウディ。
こんばんは♪
モンポウの「ひそやかな音楽」の、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを弾いています。
昨日「Ⅱ」を弾いているときに、「バチバチッ」と頭の中で結びついたイメージは…、「コロニア・グエル教会」。ガウディの未完の作品。
コロニア・グエル教会は、実際に行ったことはなくて、写真で見ただけなんですが。
あの不協和音っぽい出だしの響き。鉛色の光を放つような、鐘の音に聞こえる。
中間部の旋律は、祈りのよう。
それから「Ⅰ」と「Ⅲ」弾いていても思うんだけれど、なぜあんなに、もの悲しいのか。
スペイン、バルセロナ、…カタルーニャと言ったら、私の中ではほぼ、ガウディなのデス。
学生の頃、バックパック背負って安宿を泊まり歩き、あちこち回った、スペイン。
バルセロナで見たものは、…いろいろ見たけど、記憶に残っているのは圧倒的にガウディです。
ガウディの建築、私すごく好きなんですけど。
モンポウに流れているものと、根底のところで、やっぱり共通のものがある気がする。
もの悲しさ。
たぶんそれって…、カタルーニャのアイデンティティ、ってことなんだと思うんですけど…。
カタルーニャのアイデンティティを捨てるvs守る、あるいは、歴史の中で、カタルーニャの民族に刻まれた記憶、みたいなもの。