9月27日
こんばんは~♪
「ピアニストの脳を科学する」の著者、古屋晋一先生の局所性ジストニアの治療に関する研究が、naturejapanjobsというウェブサイトで紹介されていました。
なんと!!脳に電気刺激を与えながら、「鏡像運動」をする、という治療法。
「鏡像運動」ってことは、つまり、アレです、アレ。私が毎日やっている、「対称的練習」。
左右対称の「鏡像運動」をすると、「脳梁」を通じて、正常側の運動に際して活動する神経細胞に相当する反対側の神経細胞が、連動してはたらく、っていう理屈にもとづく練習です。
それでわたしは、「まむし指」治療にこれを取り入れ毎日毎日しつこく行っているのですが。
きっとこの練習は、いろんな手の障害を治療していける可能性がありますね。
そういうわけで、今日は、レッスンでした。
<ベートーヴェン・ピアノソナタ「田園」第3楽章>
よくなりました、と。
Trioの右手、出だしの音「ファー」を、もっと聞かせるように。
Scherzoはもう少し速く。
<ベートーヴェン・ピアノソナタ「田園」第4楽章>
・79小節目~は、横への流れを大切に。ソプラノの流れが聴こえるように。和声の変化を聴かせるところは、バスをしっかり。そして徐々にcresc.して、うまく「盛り上がり」に持って行けること。
・112小節目の右手、「置く」タッチ。
・最後のページ、強弱計画的に、一番最後でffにもっていけるように。
・193小節目~、右手リズム練習するときに、「16分音符3つずつ」とか「6つずつ」でなく「16分音符4つずつ」の塊にわけて練習すると、矯正に役立つ。
<ベートーヴェン・ピアノソナタ「田園」第2楽章>
・47小節目~右手なめらかに。
・75小節目~も、なめらかに。76小節目→77小節目のテンポのため方。
・78小節目、79小節目のsfの前で切れないように、なめらかにつなげる。
・89小節目~は、テンポ通りさっさと前に進んだ方がいいのでは。94小節目でかなりためるので。
・・・暗譜はだいたいできているようでしたが、途中でやっぱり、「分からなくなるかも!!」みたいな考えが時々よぎるのデス…。するとやっぱり、流れていたものが取り乱されて一時的に頭の中が混乱するんですよね。そしてミスが誘発されます…。
そういうことを考えないで弾けるようになりたいデス。