kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

ベートーヴェン・ピアノソナタ「田園」全楽章 ステップ本番

こんばんは~。。

ステップ、終わりました。


今日は…、まずかったです。
昨日の夜、練習しすぎたのかもしれない。今朝の時点で、自分の「気力」が出ない、いわゆる「気虚」の状態だと思いました。
で、午前中練習してたら、ますます「気」を消耗して、ついに「気が枯渇した」と思ったのでした…。

要するに、これが長期間続くと「うつ」になるわけです。
あ、まあ、私の場合、一時的なもので「うつ」じゃないですけど…。


それで、「やばい」と思いました。
このままじゃ、本番一回演奏する気力すら持たない、と。
…なので、とりあえず残りの3楽章、4楽章、1楽章の提示部・展開部をゆっくり一通りだけ弾いて、あとはもう、休みました。

幸い、行きの電車の中でぽかぽか暖かく、眠れたので、少し回復できたのでよかった。
で、本番、やはり緊張しましたけれども、どうにかこうにか、一通り弾いたのでした。


それで、反省なのですが。
今回の↑この件を、「『気持ち』で負けてしまって悔しい」という捉え方もできるでしょうが、「自分の能力以上のことをしようとしてしまったのではないか」という捉え方もできると思います。

私は、後者を考えます。
特に2週間前のステップ、3・4楽章のみ弾いたところから、2週間(実質10日くらい)で、1・2楽章も含めて全楽章弾こうとした。これは、私にとっては、無理があったと思います。
本番前だからといってたくさん練習時間がとれるわけではない。練習時間は限られている。
その中で、無理なく「安心できる」「不安がない」ところまでもっていくには、私には、もっと時間が必要だったと思います。

そしてソナタを全楽章、人前で弾く、という初めての経験。
全楽章暗譜で弾くってだけでも、自分にとってはタイヘンなことなわけで…。
タイヘンでした。どんなに大変なことなのか、よく分かりました。。


でも。
「能力以上のこと」をしようとしたことで、自分にとっては大きな「経験値」にはなったと思います。
少しは自信がついたかな・・???


アドバイザーの先生方からのコメントについては、後日書きますね。


といわけで。とにかく終わりました。


↓あいかわらず、ヘンなミスタッチや弾き直しなど、本当にナサケナイ…。
第1楽章の展開部が、くずれちゃったなぁ~。第2楽章のテーマが、聴こえないなぁ~…。