「本番に強くなる! 演奏者の必勝メンタルトレーニング」
・・・という本を読んでいます。
帯には「もう『あがり』は怖くない」と書かれていマス。
本番の緊張がどうにもコントロールできない、本番がうまくいかない、という私はすかさず手に取りました。
著者のドン・グリーンさんは陸軍の特殊部隊等を経て、スポーツ心理学で博士号を取り、それを音楽家に応用して成功された方のようです。
完璧で最高の演奏「ピーク・パフォーマンス」を目指すのではなく、その手前の「オプティマル・パフォーマンス」を実現することを重要視しています。
そして、「メンタルトレーニングは宝くじでも魔法でもなく、地道に練習することによってのみもたらされるもの」、スポーツや音楽の技術と同じようにメンタルを整えるための技術、すなわちスキルなのであってとにもかくにも練習あるのみ、ということで、その練習の仕方がくわしく説明されています。
最初にアンケートがあって、その結果によって自分の傾向が分かり、対策が立てられます。
「この方法で訓練したら誰もかれもが成功しました!」「大丈夫、あなたにもきっとできます!」
…と、とにかくポジティブです。笑
私も10月に本番があるので、騙されたと思ってこの通りにやってみたいと思います。