kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

オーケストラをイメージして…

こんばんは♪

先日のステップのときに、アドバイザーの先生方3名のうち、2名の方から、オーケストラの音をイメージするように…、というコメントをいただきました。
「オーケストラでの演奏をイメージできる音作りが出来ると…」
「シンフォニーのイメージとして書かれているので、この部分なら、どの楽器?という考え方で、音を決めてみて下さい」

ベートーヴェンなので特にそう、なんだと思うのですが、しかしこの点に関しては、レッスンでもしばしば先生からご指導受けていたのでした。

しかし。
私、今さら言うのもなんですけど、「ピアノ」という楽器が、ダントツに好きなんです。
オーケストラとか、そこで使われている楽器は、別にキライじゃないですけど、「まぁ、ふつう」です。
だからあまりオーケストラの曲とか、他の楽器の曲って、聴かないんですよね~。

でもピアノ以外の楽器も、やってたことはあるんですよ。
小学校の部活でトロンボーン、中学校の部活でホルン、あと、趣味でフルートとか。弦楽器はほとんど弾いたことないけど。
しかしいずれも、そのときだけ。長続きはしませんでした。


そういうわけで私にとって、大好きなピアノのために書かれた曲は、ピアノの音の範疇の中での、あんな音、こんな音、どれもステキな音、…っていう、そういうとらえ方だったんです。
ところが今回、2名の先生方にご指摘を受けまして、これはいちど真剣に、考え直した方がいいんじゃないかと…。

それで、今取り組んでいる「田園」の第4楽章は、ちょっとそんなつもりで、イメージすることを心がけてみてます。

で、そうすると意外に…、たしかに、イメージって湧いてくるような?
ここは弦、ここは管、何と何のかけあい、弦楽器たちのピチカート、ボーイング、ここはみんな一斉に鳴らしてる…、というような。
そうすると音楽がつくりやすい気もしてきました。

ショパンとかだと、また違ってくるのでしょうが、とりあえずベートーヴェン、そんなことを意識しながら試してみたいと思っています。