kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

レッスン・2016.11.12

こんばんは♪

今日は、レッスンでした!


<ブルグミュラー25の練習曲より>
「素直な心」「やさしい花」「天使の声」。
この3曲を、12月3日にステップで弾く予定です。

「素直な心」
・素直な音で。拍頭の5指がはっきりと出て、2,1指は静かに。左手和音も、はっきり素直な音で。
・強弱を計画的に。
・ペダルをどうつけるか。
・テンポ。

「やさしい花」
・riten.、rall.をもう少しつける。riten.の仕方、最後の音の前の間が長すぎないよう、素直なritの仕方で。
純粋な、シンプルな、美しさのイメージ。複雑なものではない。

「天使の声」
・右手1の指が目立たないように。左→右の交替が分からないように、一本の線になるように。


…「素直な心」が、いちばんムズカシイ気がしました。すごくすごくシンプルなので。
シンプルなものを、本当にシンプルに美しく弾くって、むずかしい。


先生、「ブルグミュラー25」の、最近のテキストを見せてくださったんですが。
絵や色彩がとてもきれいに入っていて、しかも学習のアドバイスみたいなものがすごく充実していて、うわ~、今はこんなに素晴らしい教材ができてるんだな~、と感動してしまいました。

↓こちら



それから、「ブルグミュラー18の練習曲」と、「12の練習曲」の楽譜を、お貸しくださいました。
「18の練習曲」、家に帰ってきて、さっそく弾かせていただきました。
ブルグミュラーらしい、ロマンチックで素敵な曲が多いですね。


<バッハ・平均律第1巻第12番フーガ>
3ページ目まで譜読みしました。
2ページ目まではテーマが出てくるのは外声なんですが、3ページ目は内声に出てきます。
それを響かせるのが、むずかしい。

響かせたい音を弾く指だけを、さっと下ろす、ということ。
つまり、鍵盤を下ろす速度が速くなるようにする、ってことだと思うんですが。
そうすると、遠くに飛ぶ音になる。
ピアノを弾いている位置で聴くと、やや金属音のように聞こえるかもしれないが、離れた場所で聴くとよく飛んだ音になると。


ベートーヴェンピアノソナタ30番 Op.109>
第1楽章、2回目のadagioの前まで譜読み。
・21小節目~いくつかのまとまりに分けてとらえる。(「分け目」をおしえていただいた。)

トゥーシャ先生によりますと、33小節目~のsfpのくりかえしは、「rock climbingのように」、48小節目のテーマが戻ってくるところは、「家に帰ってgreeting!」だそうです。

自分なりにそういった、豊かなイメージを、持てるようになりたいですね~。


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そろそろコンクールに挑戦してみようかと…

本日2コ目の記事。

そろそろコンクールも受けてみようかな~と思って、先生にご相談してマス。
選曲も含めて。


子どもの頃から、コンクールなんて受けたこともないですし、そもそも私、子ども時代は10年ピアノ習って発表会がたったの3回。人前演奏なんて、それっぽっちしかやってこなかったんです。
結局、「ちゃんとやってこなかった」っていうのがずっとコンプレックスになっているんですよね…。


「音楽をすること」と、「競うこと」は、本質的なところで折り合わない、と思っているんですが。
しかし自分にとっては、「コンクール」=単純に、「上達のための手段」。と捉えています。


自分の理想とする「音の世界」と、現実の自分の演奏能力とは、当然ものすごくかけ離れています。
でもそこに少しでも近づきたいという気持ちは強い。
アマチュアに限らず、音楽を専門に勉強された方、プロの方も、若い方であっても、年齢を重ねられた方も、そういうところは、同じなんじゃないでしょうか。


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レッスン・2016.11.5

こんにちは~♪

今日も良い天気ですね。

レッスンに行ってきました♪

<バッハ・平均律第1巻第12番 フーガ>
まだ2ページ目までしかみてないんですが。
・テーマの四分音符を十分に。
・その拍の流れの中に、「タータタタータタ」のリズム、合わせてのせていく。


ベートーヴェンピアノソナタ第30番 Op.109>
以前、ブログに書いた時には「第3楽章」だけやろうかと思っていたのですが。
諸事情により、第1楽章からぜんぶ、やることにしました。

この曲、先生が院生時代に、ポーランド人の先生と、ハンガリーの先生にみていただいた曲だそうで。
先生、当時の記憶が次々と蘇るらしく、白熱したレッスンになりました~


当時、先生が楽譜のコピーにたくさん書き込みされていたものも、見せてくださいました。
第1楽章の出だしのところは、「家の周りを散歩して、家に帰ってきて、また家の外を歩いて、今度は戻ってこれずに別の場所に行って、今までに出会ったことのない音に出会う」のが、vivaceからadagioにいくところ。なんだそうで。
ハンガリーのトゥーシャ先生は、そういう「ものがたり」みたいなものを豊かにお持ちの方であったようです。

強弱のつけ方、ペダルの付け方なども、先生の先生から先生が教わったこと、先生がよくよく考えられた跡がそのノートに書き込まれていました。
また、「ちょっとmove」とか(笑)、外国の先生が覚えた日本語と英語がごっちゃになった語録がそのまま書き込まれていたりもして、ほほえましかった・・


…まだ私、譜読み段階でしたけれども、曲の雰囲気、すごいパワーで吹き込まれた気がします。。
素敵な曲。
じゃんじゃん進めていきたいです!


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ショパン「舟歌」Op.60 ステップ本番

こんばんは。


ごぶさたしてしまいました。
ステップの前々日に、風邪をひいてしまい、なんとかかんとかステップは弾き終えたものの、その後ぶりかえし、急性副鼻腔炎も合併して散々の体調に…。
しかもステップ前、後回しにしていた「締め切り間近の原稿」やら、「専門医更新試験」が私に襲い掛かり…。
そして患者さんも体調悪い方が多く、深夜・早朝に頻回に往診に呼ばれ…。
くたくたに疲れました~。

しかし今日は久々にゆっくり休めました。
森も散歩して、リフレッシュ。
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↓海と町の眺め。ダイコン畑。
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そんなわけで、久々のブログ更新です。


ステップ本番のご報告。ですが。
いや~、「ボロボロ」でした。。

やはり「緊張」で、ミス多すぎ、ってものかなり問題ですが。
それ以上に、「バランス」が悪すぎですね…。
バスやら中音域ばっかりやたら聞こえて、いちばん大事な「ソプラノ」が、音量も小さいし、なんか輪郭がぼやけちゃって、何やってるのか全く分からなくなっちゃってます…。

ホント、ムズカシイなぁ~。


去年のステップの時も思いましたが、やはり、自宅で弾くのと、本番ホールで弾くのとでは、全く違う。
そう思って去年、反省はしたものの、その後何も、対策をしなかったワタシ。
やはりそれではいけない。
「本番演奏」「ホールでの演奏」は、独立した因子として、それに特化した練習をしなくてはいけない、と思いました。

で、一応、今計画しているのは、「月に1回本番演奏」。
12月と1月に、ステップ申込しました。
しかも、「やさしい曲」で、臨んでみようかと。
12月は「ブルグミュラー25の練習曲」、1月は「ソナチネアルバム1」の曲で、申し込んだのですよ~。
「やさしい曲」で、本番のピアノ、ホールの特徴を感じながら、響き方やバランスに注意して、コントロールしながら弾けるように、練習していきたいです…。


あと、ホール&ピアノが手ごろな価格で借りられる公共機関を発見したので、そこでの練習も申し込みました。


ちなみに先日のステップの評価は、「Great」3つでした。
いやぁ~、「舟歌」でGreat3つならよくやったよ、ホント大変だったもん~、と思ったのですが。
しかしピアノの先生にメールしたら、「もっともっと、上を目指してください。そのためのお手伝いができたら、私は嬉しいです。」と。
・・・有り難い、お言葉。

もっともっと頑張ろう~!と、思いました。


↓ステップ本番。アップするのも心苦しいボロボロの演奏です・・。
お聞きにならない方がご自身の身のためかと…。


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演奏中の呼吸について

こんばんは♪


先日の、舟歌の録音。
うまくいかなかった、音楽的な部分、改善させるための方法のひとつとして、やっぱり「呼吸」が、すごくだいじなんじゃないかと、思い始めています。
あの録音の前に撮った、「仮本番」の演奏、聴いてみたら、ホント呼吸ができてなくて、サイアクだったんデス…。

それで、今更ながら、「ここは吸って、ここは吐いて~」と、考えているジブン。
(もう本番まで1週間切っているのに、ヤバイ。)


でも、「呼吸」、まだまだなんですが、少し、以前より、分かるようになってきた??
いわゆる、「フレーズの前で息を大きく吸って、フレーズの終わりまで歌を歌うのと同じように吐く」というのは、私はうまくできません。

ただ、いくつか分かってきたのは…
・フレーズの歌い始めの前に吸って、歌い始めは吐く。
・「ここぞ」という音のときは、吐く。(←なんとなくこうすると、ミスしにくくなるような気が?)
・右手あるいは左手が上行するようなときは、吸いやすい。
・決められないところは決めなくていい。ポイントで大きく吸ったり吐いたりしていれば、1小節くらい呼吸しなくても平気。


やはり…、「歌」なんですよね。


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