kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

ステップふりかえり(2回分)

こんばんは♪

前回、12月参加のステップの記事も書けてませんでしたが、一昨日のステップも終わってしまいましたので2回分まとめて書きます。

前回は、「ブルグミュラー25の練習曲」から、「素直な心」「やさしい花」「天使の声」を弾きました。
高音部がけっこう鳴るピアノで、逆に中音~低音が鳴りにくいピアノでした。(ヤマハ
弾き始め、バランスの違いでややびっくりしてしまった記憶があります。最後の方でやっとコントロールつけられました。

学んだことは…、
・やさしい曲でも本番弾き始めは指が硬くなる。どれだけ早い段階で肩を下し、深く呼吸して自分のペースをつかめるかがカギ。
・バランスは一回目、弾き始めからコントロールすることは難しい。ピアノを弾いている場所で聞くのとホール客席で聞こえる音は違う。けれどピアノを弾いている場所でもよく聞けば傾向はつかめる。よく聞いて補正・コントロールすれば改善の方向には向かう。
(理屈上は1回目、弾き始めから完璧にコントロールすることは困難。なのでできれば一回はそのピアノ、そのホールで弾いておく、ということは大事。)

評価はBravo1つにGreat2つでした。


今回は、「ソナチネアルバム1」からクレメンティソナチネOp.36-2を弾きました。
今回のホール&ピアノは、とてもバランスがよかった。前の人たちの演奏も、とても気持ちよく聞けました。
天井が高いから?ピアノ自体もよかったと思う。スタインウェイでしたけれども、弾きやすかったです。

今回も緊張はしましたが、しかし前回ほど指が硬くはなりませんでした。
1楽章の提示部が終わった時点で「身体に力が入っている」「心拍数が速い」ことを自覚してコントロールを試みました。
1楽章が終わった段階でもまだ心拍数が速く、間をおいて呼吸してコントロールしました。

ミスはしましたけれども、しかし短期間で舞台演奏をくりかえしていることで、少し「慣れてきた」気がしました。

次につなげたい点としましては…、
・必ず「呼吸」するところを準備しておく。(特に弾き始めの方)
音楽的にも呼吸はだいじですが、心拍数を落ち着かせるうえでも大きく呼吸できる場所を決めておくのはだいじかと。

評価はBravo1つにGreat2つでした。
2楽章はリズムの甘さや和音のバランスが汚かったりと課題が多いです。


次は、1月末にベートーヴェン30番の1楽章を弾きます♪
舞台演奏が「日常化」していくのは、楽しいことかも。


↓今回のステップの録音です。写真は、新年につき、我が家の屋上からのおめでたい眺め。

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スピネット・チェンバロを試奏に行って、ベヒシュタインを初めて弾いて感動した。

こんばんは♪

今日は、ステップに出かけたついでに、スピネット・チェンバロの試奏に行ってきました。
長鍵黒檀、本体が木目の素敵なスピネットで、音もよかった。
鍵盤が少し重かったですが、調整できるとのこと。

↓こちら(ピアノギャラリーさんのHPよりお借りしました)
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今月中に、久保田チェンバロさんのスピネットも試奏する予定。
その後、どれを購入するか決めます。


…と、チェンバロもなんだかんだいってメンテナンスのことなど考え日本製を選ぼうとしているワタクシですが。

今日おじゃました楽器店さんには、外国製のピアノもたくさん置かれていて、弾かせていただいちゃいました~♪


中でも感動的だったのが、ベヒシュタイン。
弾かせていただいたのはアップライトだったんですが、なんていうか、普段弾いているピアノとはまったく違う感覚。
タッチの感触、深さの感覚がまず違って、最初どう弾いていいのやら分からず戸惑ってしまった。
社長さんに説明していただいて、もう一度屋根を開けて弾いてみて、やっとなんとなく分かってきたのですが。
とにかく音色の変化の幅が、広い。
やわらか~~いのから、ピンと張り詰めた音まで。タッチの仕方のちょっとの違いで、音の表情がものすごく変わる。

…だから確かに、ホールでふつうに弾くと、もごもご何を言っているか分からない、という状態になるのかも?
でもこれだけ音色の変化がつくと、弾くのが面白くなりそうだな~。


プレイエルも弾かせていただいた。
グランドピアノで、現代のアクションだけれども、音色はCDなどで聴いたショパンの時代のシングルアクションのプレイエルに近かった。


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2017年 ピアノの目標

みなさま、新年あけましておめでとうございます。
2017年が、皆さまにとって幸多い年となりますように。


さて。
新年ですので、ピアノの目標を。

1)背景を知る。
2)楽譜から読み取れる音楽に、もっと迫る。
3)本番に強くなる。


1)は、歴史的・社会的背景や、作曲者の人生の中での位置づけ、といったところ。
2)はチェンバロの先生の音楽への向かい方を見ながら、感じたこと。和声やフレージング、アーティキュレーションといった基本的なことだけれど、そこをもっともっと細かく丁寧に見ていって、そこから自分の表現したい「音楽」っていうものを、持つということ。
3)は現在、「月に1回ステップに出る」という形で訓練中。コンクールということも含めて、引き続き、取り組んでいきたいです。



↓初日の出。
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ダンナ 早くもピアノの「壁」にぶち当たる。

こんにちは♪

昨日、仕事納めで、今日から年末年始の休みです。
今日は、お正月の買い出しに行ってきました。


…車の中でウチのダンナ、「オレ、もう『ピアノの壁』にぶち当たったよ。」ですって。
バッハの「メヌエット」。昨日も彼なりに必死にやったようなんですが、私がのぞきに行ってみると、「やっぱり弾けないっっ!」とか言って床に倒れ込んでいたのでした。笑


だってさ~、そりゃそうでしょうよ~、そんな、1か月や2か月でホイホイ弾けたら、苦労ないよねェ~。
こちとら何年やってると思ってんの~。


ブルグミュラーの「アラベスク」も、結局思うようには弾けないようで。
なので私、「もうそれくらいでいいんじゃないの? 次の曲いけば。」って言ったんですけど、
「ダメだよ、まだできてないもん。」とか言って。


まぁでも、だからといって「もうやめよう」とは思ってないみたい。
毎日弾いてます。。


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チェンバロ 初レッスン!

こんばんは♪

今日は、待ちに待ったチェンバロ初レッスン!でした。


チェンバロ奏者の松岡友子さん。
千葉県出身で、高校卒業後イタリアで学ばれ、現在、国内外で精力的に演奏活動されている方です。

私が以前勤めていた場所でのご縁が始まりで、今回、レッスンしていただけることになったのでした。


松岡さんは現在、海外在住のため、日本に帰国される際にレッスンをお願いする形になります。
ご実家でレッスンしていただくのですが、音楽ホールのあるとても素敵な木造建築で、広い窓から公園の木々を望む素晴らしい環境です。↓こちら
かまがや木楽の家
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今日は、バッハのパルティータ1番から、プレリュードとサラバンドをみていただき、その後、松岡さんが紹介してくださったフランソワ・クープランの「クラヴサン奏法」からプレリュード1番を、松岡さんに助けていただきながら、弾いてみました。


・・・人生 初!のチェンバロ
最初は鍵盤の小ささやタッチの違いに戸惑いましたが、しかし。やはり響きが、いいのです。

鍵盤を押すと弦を「はじく」感覚があるのですが、はじき方によって、響き方がかわる感じがします。
それと和音を押したときの、響きの混ざり方が、違うのですね、ピアノとは。
純粋、というか。


音楽的に目指すところは、基本的にはピアノと同じ。
チェンバロではそれを、音の前のわずかな「間」や、音の長さ、レガートの付け方などで、巧みに表現する。
ペダルを使うかわりに、指で音を保持して音と音の響きを融合させる。…これがまた、なんとも美しいのですね。。
特に「フレンチバロック」って今までなじみがなかったけど、前述のF.クープランの曲、たまらなく美しかったです。ハマりそう…。


和声から成る音楽の核とか骨格、つくりを、まずしっかり意識して、かつ表現のためのやり方をより細かく丁寧にみていくことが大事なのだな、と思いました。


最後に、チェンバロの調律の仕方も、教えていただきました。
・・・やっぱり、早く、「Myチェンバロ」が欲しいですね~!


↓松岡さんのチェンバロ
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2017年1月7日(土)に松岡さんのお宅でコンサートが開かれます♪ 
↓リンクから詳細ご参照ください♪
かまがや木楽の家

↓松岡さんの弾くスカルラッティ イチオシです!




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