kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

ブレハッチ聴きに行ってきました♪

こんばんは♪

今日は暑かったですね~。
でも夜になると肌寒い。体温調節ムズカシ。


昨日、ブレハッチを聴きに横浜みなとみらいに行ってきました!
言わずと知れた、2005年ショパンコンクールの覇者ですね。
私、今年いろんなピアニスト聴きに行ってます。

アンドラーシュ・シフ
マルタ・アルゲリッチ&伊藤京子
・キット・アームストロング
そして今回、ラファウ・ブレハッチ

ちなみに来月は、前回ショパンコンクールで3位だった、ケイト・リウを聴きに行きます。
あと、来年、マレイ・ペライア行く予定。

もう一人の女医さんにお留守番お願いできるようになったので、聴きに行きやすくなりました。


ブレハッチ、良かったです~♪
うちのダンナ、「なんか、『みつばちハッチ』みたいな名前だね。」というので、「アハハ、そうだね~、ミツバチハッチ、ブレハッチ♪ みなしごハッチブレハッチ♪」と歌いながら会場に向かいました。 ←バカ?


ブレハッチ、さすがでした。
特にベートーヴェン3番と、ショパンピアノソナタ2番、特に第3楽章。すごくよかった。

音がものすごく綺麗。自然な流れの中に、豊かな歌が浮かび上がって。
かと思えば一瞬にして怒涛のようなffに包まれる。
「ピアノ」というか、「空間」の響かせ方が、スゴイ。

惹き込まれましたね。


そして聴き終わったあとの、自分の心の、清々しさ。
森の自然に触れたあとみたいな。
不思議とすっかり癒されました。


アンコールはブラームスのOp.118-2を弾いてくれたんですよ~、素敵でした。
あと、ショパンの「太田胃散」。笑


終わったあと、サイン会をやっていて、サインはもらいませんでしたけどお顔間近で見られて。
顔ちっちゃくて、色が透き通るように白くて、笑うとめちゃくちゃ可愛いの!
ピアノに人柄出てるけど、ああすごい。天才ってやっぱり、ああいう美しさ放つんだ。
きっと、森の妖精。そんな気がした。

また聴きたいです。


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浜松駅でShigeru Kawaiを弾いた。(ハズカシ)

こんばんは♪

ここのところ更新長期に滞っておりまして、スミマセン。
身体はすこぶる元気です。(夏場は冷えにくいから?)
これから秋の冷え込みに向けて、厳重に「冷え対策」していこうと思ってマス。

ご心配くださった方もいて、大変恐縮です、コメントくださり、ありがとうございました。


最近、ずっと忙しくしておりました。
コンペ前できていなかった、家の中のいろんなこと、それから仕事もあれこれ急に忙しくなったり、そして夏休みで出かけたり、友人が泊まりに来てバタバタしたり。

昨日今日は、浜松の実家に帰ってきました。
浜松駅の新幹線のホームを下りると、通路の両側に展示スペースがあって、いつも地元の企業が何かしら展示してるんですが。
今回はちょうど、ヤマハとカワイが展示してました。
いつもカワイが「Shigeru Kawai」を展示していて、「弾いてみたいな~」と思いつつ、行きかう人々の中弾く勇気がなくて、これまでなかなか弾けずにいたのですが。
しかし今回やっと、弾きました。
これも「コンペ」で少し度胸がついたことの成果でしょう。
…とはいっても最近あまり練習してなくて、ボロボロでした。笑
でも何人か、観客ができて(笑)、最後拍手までしてくださって…、申し訳なかったです~~(汗)、あ~んなヘタなピアノ。

↓展示されてたShigeru Kawai
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ところで「Shigeru Kawai」と言いますと、私にとっては「河合滋さん」。
河合楽器の前会長さんですね。
高校の大先輩、それとたしか中学校も大先輩にあたり、同窓会長か何かされてた記憶があります。
なので卒業式とか何か学校の行事のときにはよくお見えになっていて。
ですから「Shigeru Kawai」を見ると、私にはあの白髪のおじいさまが頭に浮かびます。
2006年にお亡くなりになったのですね。
まるでご自身が「ピアノ」になって生き続けていらっしゃるようで、何かピアノへの「執念」みたいなものを、感じます。

その、私が初めて弾いた「Shigeru Kawai」は、タッチもまろやかで低音から高音までとてもバランスがよく、弾き心地の良いピアノでした。
人前でちょっと遠慮してしまったところがあるのですが、たぶん思い切りやれば、低音ももっと重厚に、高音はもっときらびやかに、応えてくれそうな気がしました。


と、いうわけで、ピアノはぼちぼち弾いてます。
来年もコンペ受けたいな~、とも、思っています。

一方で実は仕事も大きな転換期にきておりまして、(仕事というか「人生」の転換期ともいえるような。)
1~2年のうちに大きな変化がありそうです。

夏休みで青森に行って、文学や、歴史も、また面白いな、と思ったり。

自分の人生を、充実させていきたいな~と、しみじみ思う、今日この頃です。


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コンペのご報告。

こんばんは。


今年、私、生まれて初めて「ピアノのコンクール」なるものを、受けたのです。
そのご報告をしたいと思います。


PTNAのグランミューズのB2部門を受けました。
予選は2地区併願できるとのことで、2地区申し込みました。


1回目。
「コンクール」なんて、生まれて初めてだったので、とにかく右も左も何も分からずに、ただただものすご~~~く、キンチョーしてました。
「遅刻してはならない!!」と思い、2時間も前に会場に着いてしまったワタシ。
時間がありすぎて、でも何もしないとドキドキしてしまうので、なんとか気を紛らわせようと、会場の楽器店で楽譜を見たり、CDを見たりして、時間をつぶしました。
開始は「13時30分」だと思っていたのです。

ところが。ある時、「・・・ヤバイ!」と気づいたのです。受付時間は「13時10分~13時20分」だったのです。
それに気づいたのが、13時18分でした。。
「サーッ」と血の気が引くのを感じた私・・・。
「遅刻した人は失格」。

大慌てで、2階から7階まで階段を駆け上がりました。そして、なんとか受付には、間に合ったのでした。
しかしながら一気に駆け上がったものだから、心拍数も一気に130近くに上がってしまって、心臓バクバク。
緊張も相まってドキドキバクバク。
ああ~どうしよう~~、と、思いながら、一生懸命深呼吸して落ち着かせようとがんばりました。

演奏は…。
結局、大きなミスはなかったのですが、「守り」に入ったあまり、流れのない演奏になってしまってました。。

評定平均は7.76でした。予選通過点は8.14。
というわけで、ザンネン。


その後、1回目の反省点に基づき、また練習に励みました。
そして、2回目。


1回目でなんとなく「コンペとはこういうもの」というのが分かって、2回目は、1回目ほど緊張しませんでした。
ミスはちょこちょこありましたが。

しかし2回目の会場。レベルが高かったと思う。
みなさんかなり弾ける方々でした。通過人数考えると、あ、私は無理だな、と…。

結果は、参加者7名中、3名通過。私は入っておらず。
しかし今日、講評が送られてきまして、見てみたら、「奨励賞」をいただいてました! わ~い!

↓奨励賞。
f:id:kokodam:20170721201245j:plain:w340

評定平均は8.22でした。通過点は、8.26。

PTNAのホームページを見ていたら、通過されていた方々、みなさん過去に全国大会で2位とか3位とか、受賞されてる方々でした。
そんな方たちと同じ舞台で弾けて、よかったです。
あ~私も~、まずは予選通過したい。


とても励みになりました。そして楽しかったです。
またいろいろ受けてみたいと思います。


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となりの子がピアノを始めた!?

こんばんは♪


我が家のお隣さん。
ご主人はビストロのオーナーさん。気さくな奥さんと、元気いっぱい男の子3人兄弟の、5人のご家庭です。

最近、このお隣さんから、よく、鍵盤ハーモニカやリコーダーの音が聞こえてきていたんです。
「学校のテストの練習かな?」なんて、思っていたんですが。

今日、さっき、初めて、電子ピアノの音が聞こえてきて・・・。
あれ~?電子ピアノ買ったのかな?と。
そしたらいきなりショパンの「幻想即興曲」が聞こえてきて。
それにあわせて「めちゃくちゃ」ピアノ音が聞こえてきたので(笑)、「幻想即興曲」はCDか何かだと思うんですが。

え~、でももしかして、ピアノやりたいの? ハマってるの??
うち防音室あるよ、グランドピアノあるよ、弾きにきていいよ~、って。なんか嬉しくなっちゃった。


そしたらそのうち、ブルグミュラーの「優美」が聞こえてきて。
・・・あ、あれは、ウチのダンナだ。笑

もう誰が弾いてるんだか分からないよ~。
でもなんかみんなピアノ弾いてくれてて嬉しいヨ~。

私も弾かなくちゃ。


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ザレンプスキ、いいな。

こんばんは♪
七夕の夜ですね。


ザレンプスキ、って、みなさんご存知ですか?
ポーランド出身の作曲家で、ショパンの少しあとに活躍された方だそうです。(1854-1885)

今年4月に開かれた教室の発表会で、先生が講師演奏でこのザレンプスキの曲を演奏されました。
「薔薇と棘」という組曲から、第4曲。
と~っても素敵な演奏だったんです。
それからずっと気になっていて。


音源を聴きあさってみたのですが、どの曲も、なかなかステキなのですよ。
ショパンよりも時代が進んで、私の好きな、フォーレとか、セブラックを思わせるような音です。
ドビュッシーのようなところもあります。

「薔薇と棘」のほかの曲も、とても魅力的。
弾いてみたいな~と、思い始めています。


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