kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

森があって、よかった。

体調不良と書きましたが、健康維持のために週1回、「森の散歩」は続けています。

今日も、散歩してきました。


…ああ、やっぱり、森はいいですね。
癒されます。

緑の中を歩くのは、気持ちがいい。
鳥たちの声。本当に可愛らしい。

いつも思うんですが、森って、音響がすごくいいですよね。
音の反射と拡散、吸収のバランスが、絶妙だと思う。
きれいな鳥たちの声が、森の中だと、よりいっそう美しく聞こえます。


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ところで今日発見したのですが、この「元気のなさ」には、「森」のほかに、フツーに「リポビタンD」が効く気がしました。笑

↓リポビタンD
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体調不良…、やんなっちゃう。

体調不良が続いていて、ホントやんなっちゃいます。。


春になって気温が上がったら、症状出にくくなってヨカッタヨカッタと、思っていたのですが。

しかし気温の変動で、少し寒くなって身体が冷えると、やはり同様に症状が出てきてしまう。
あるいは肉体的、精神的に、疲れたときも、同様に。


なんか、ウイルスが排除しきれなくてどこかに持続的に感染してて、冷えたり疲れたりでこちらの免疫が落ちるとそのウイルスがムクムクと再活性化して…、というような病態が自分の中で起きているのを感じる。

体の中に炎症があると、「サイトカイン」という物質が免疫細胞から出ますが、症状があるときは軽い「高サイトカイン血症」になってるのを感じマス。
そしてそうなると、倦怠感で、寝るしかなくなる。。


困ったことにこれが、週1回以上のペースで出てくるので、そうなると「ピアノの練習」ができなくなってしまうのです…。
でも無理してやって、長引くともっと厄介なので、そういうときはあきらめて寝ます。


これ、なんとかならないかな~、と思っていて。

たぶん、こういうのは、検査しても何も出てこないですし、特効薬もないと思います。
EBウイルスの慢性持続性感染とか最近言われているけど、それ以外のウイルスでもあるのでしょうし、そんなの山ほどあって検査しようがない。

考えてみればこういう症状が出てきたのって、一昨年の「全身ボツボツ」アレルギー事件以降。
免疫系、内分泌系が若干おかしくなっているのだと思うで、原因と思われるものを極力排除するように心がけようと思っています。
あとは補中益気湯という漢方とか。ヨガ。
自分にとって良いもの、好きなものと、接すること。


こんな状態が続いたら、ホント、人生の質が落ちます。
他の病気にもなりやすくなっちゃう気がする。
なんとか治したい。


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スピネット・チェンバロ おどろきの機構

こんにちは♪
よいお天気ですね。


我が家のスピネット・チェンバロ。↓
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スピネット・チェンバロって、「ジャック」と呼ばれる、チェンバロの撥弦に関わるツメ(プレクトラム)やダンパーを備えた木の部品が、隣り合う弦に対してツメの方向が反対になるように2本ずつセットされているんですね。

それが、最初の1年くらいの間、本体の木が環境になじむまでに伸縮して歪みが生じることで、隣り合う弦同士、ツメと弦の距離が一方は近付き、一方は離れ、そのためにタッチの強弱に差が出るのだそうです。

うちのスピネット・チェンバロは、変化が一般的なものより早く出たみたいで、この2-3週間前から高音域の音が交互に出なくなっていました。


コレ、「ツメ」を一個一個取り替えて、長さを調整する作業が必要なのかな、と思っていたんです。
だとするとけっこう時間と手間のかかる作業だよな~、と。


今日、チェンバロの製作者さんが、我が家に修理に来てくださったんですが。
で、なんと、見てビックリ!! ほんの一瞬で全部の問題が解決するオドロキの機構が備わっていたんです!!

感動してしまいました。
この機構は、製作者さんが発案されたものだそうです。なるほど~、スゴ~イ!と思いました。
(←製作者さん発案のものなので、詳細はヒミツです。)


・・・というわけで、全部の音が元通り鳴るようになって、とってもウレシイです!
そしてとても親切・丁寧にアフターケアしてくださるこのメーカーさんにして、本当によかったです。感謝感謝。



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ミラーセラピー ←これはピアノの練習に使える。

こんばんは♪
ごぶさたしてます。


今、脳出血後の左上肢の重度麻痺の患者さんを受け持っていて、リハビリの記録を読んでいたら、「ミラーセラピー」というのを初めて知りました。

両手の間に鏡を立てて、健側の手の動きを鏡に映し、その動きを見ながら麻痺側の手を動かす、というもの。
↓こちらのサイト分かりやすいです。

rehabili-shigoto.com


「…これは、ピアノの練習に使える!!」と思いました。

さっそく試してみました。
左手親指の「まむし指」対策として、左右の手で対称の動きをさせる練習はよく行っているのですが。
その場合、関節や筋肉などの動きの感覚、位置の感覚等で右手の運動を左手に学習させていると思うのですが、この「ミラー」を使うと、さらにそこに視覚情報が加わって、…なんともフシギな感覚になります。

まさに「錯覚」しているような、脳がダマされているような…。

脳は鏡に映っている動きを左手が行っていると認識して、手指はそれを模倣するような形となり、腕や肘や肩は、それにふさわしい動きをしようとしている気がします。


…最近私、また「左肩」のことで悩んでいたので、これはとてもいい気がします。
曲中全部確認しようと思ったらけっこう地道な作業になりますが。


ちなみに、前述のサイトでは四十肩、五十肩や変形性股関節症にも効果があると書かれていますが、なんとなくですが、やってみた感触としてはやはり手・指で一番効果が上がるのでは?と個人的には感じました。
視覚情報と運動の結びつきが、圧倒的に手指で多いからではないかな、と思いました。


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自分の音楽、自分の演奏。

こんにちは♪
GWまっただなかですね。


先日、2回目のチェンバロレッスンがありました。
私のピアノの先生が興味を持たれて、レッスン見学されたんですよ。
フランソワ クープランクラヴサン奏法」のプレリュード1番&2番、それとバッハのパルティータ1番のプレリュードをみていただきました。
先生の楽譜の見方、捉え方、そしてそれを美しい音楽として形作る過程が、間近で体感でき、素晴らしく感動的なレッスンでした。


レッスンを終えたあと、ピアノの先生と一緒に電車に乗って帰りました。

その中で、ピアノの先生「ああいったレッスンは、とってもためになると思う。」と。
一方でピアノのレッスンについて、「kokodamさん、頻繁にレッスンに来てくださって私はとても嬉しいんだけれど。でもね、最終的には、『自分』なの。」と。
「自分」がどう弾きたいか、どういう演奏をしたいのか。

ああ、そうか。わかる。
チェンバロの楽譜も、自分の見方は「なんとなく」でしかなく。「ため方」や「ゆらし方」も、根拠に乏しく、「なんとなく」。
ピアノもそう。先生に言われた通りにする。「自分」に自信がないから。
だからもし今、ピアノで他の先生についたとしたら、私はたぶん、混乱する。なぜなら「自分」が無いから。


ピアノの先生、「私がコンクールで最後まで残ったのは、実は全部、学校を卒業して、『自分』でやったときなんですよ。」
へえ~!!そうなんですか!
ピアノの先生の仕事をされながら、ご自身はレッスンを受けず、自分で準備をし、仕事の合間に受けたコンクールやオーディション。そこで最終審査まで残り、最高位も受賞された。
…そうだったんだ。


とにかく「自分」の演奏に、自信を持つことだと。
「こうなんだ」という自信。


今の私に、いちばん足りないもの。
意識して取り組んでみたいと思いました。


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