kokodamのピアノ日記 vol.5

海と森が見える家に住み、ピアノを弾いています。日々思うこと、感じたことなど、綴っていきます。

レッスン・12月20日

今日はしとしと雨ですね~。

レッスンに行ってきました♪


<バッハ・平均律第1巻第7番フーガ>
弾きはじめ、寒さで体が硬くて、例によって右手に重さがのらず…。先生からはまずそのバランスのことについてご指摘を受けました。弾いてるうちにだんだん載せられるようになってきましたが…。
・16分音符をなめらかにつなげること。
・強弱の幅。
・大きな流れで捉えること。部分部分をつなぎ合わせただけ、にならないように。

「だいたいこんな感じ、というのが分かればよいので、これで終了でもいいですし、どちらでもいいですよ。」と、だいたいバッハは最近いつもそう言われます。人前で弾くのなら弾きこんでいく。
…私、「アップ」しなくちゃいけないので、もうちょっと弾いてみることにします。

そして次は15番、ト長調にいきます!


シューマンアラベスク」>
・MinoreⅠのところ。2小節ごとのまとまり、最後抜く。
・ペダルの踏み方の検討。テンポによって変わってくる。
・89小節目~最初の和音、その響きの中に内声が動く。
・MinoreⅡ、1小節目のfと2小節目~のp、別物のように弾く。cresc.&decresc.を効果的に。
・最後は消え入るように。


ショパンエチュードOp.25-1>
この曲、以前は右肩が凝ってしまってどうしても弾けなかったのですが、最近歪みが直って肩が凝らずに弾けるようになり、そして今弾くと矯正に役立ちそうだったため、取り組むことにしました。
最初の2ページだけ、「身体の使い方」に集中的に意識を向けて、取り組んでみました。「右手5指に重さが載せられること」が課題です。

「どこにも力が入らずに、とても楽に弾いているように見えますし、手首の使い方などもいいですよ。」と先生仰って下さいました。
しかし、メロディが上行するとき、特に高い音に跳ぶときに、音が小さくなってしまいがちなんです。

それに関して先生にご指摘いただいたのは、「跳ぶ前に『ふっ』と下がってしまう余計な動きが入る、それをなくした方がいい」と。
↑これ、私すごく心当たりがあって、「あ~、そうか~、分かる分かる」と思いました。
要するに右肩関節の問題なんです。肩関節回旋腱板の、外側にある部分の筋力がまだ弱いと思います。そして今までは極端にここが弱くて脱臼するような状態だったので、上腕骨を持ち上げられず、たぶん一瞬筋肉を休ませるために下におろしてしまっていたのではないかと思います。そのクセが今も残ってしまっています。

肩関節だけの問題ではなくて、脊柱・体幹の使い方と骨盤・股関節、坐骨への体重ののせ方などもかかわっていると思います。
今、ここを意識して練習すると、それに必要な筋肉がつけられると思うので、取り組んでいきたいと思います。


午後は練習室で少し練習しました。
Op.25-1、なんとなく弾けそうな気がしてきたので、最後まで弾いてみようと思っています。

そしてやっぱり…、生のピアノはいいなぁ~。
「楽しさ」が、全然違います。
「サイレント」はもう限界デス…。

雨の日と晴れの日、湿度や温度、季節によって、音の響きも変わるのでしょう。
そういう楽器に心を添わせながら、弾いていきたいと思うのでした。


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